好奇心を感じた瞬間に言葉を〜

先日のことです。
我が家に家電の修理をしに来てくれたのは
息子と年が同じくらいの
Bさんでした。
修理を終えて 支払いの時、
Bさんは 我が家の玄関に飾っていたマンダラカレンダーに
気がつきました。

とても驚いた表情で 言いました。
「これ、綺麗ですね〜。」唖然と見とれています。
本当にびっくりした様子でした。

「誰が書いたのですか?」
「日本人ですか?」
「このカレンダーは 売っているんですか?」
いろいろ質問がきました。
私も 大好きな絵でしたので、壁から はずして
毎月の絵を よく見てもらいました。

「わぁ〜。すごい!。」感嘆の声です。
私「来年のカレンダーは発売はされないんですが
インターネットにHPがありますよ。
私は始めてこの作品を見たとき、涙が出ました。・・」
「作者の鯉沼さんは アメリカ在住ですが、時々日本にも来ていますよ。」
こんな会話を数分しました。

人が 何かに興味を持つ瞬間!なんだな〜と思って
たまたま うちに来てくれた 修理のBさんでしたが
帰り際に 私は マンダラ作家の鯉沼香帆さんの名前を書いた
メモを渡しました。(HPはこちら
そして 私が知っている情報を 伝えました。

ひと言しか、この話をしなかったら
彼の中で マンダラの絵は 広がりが小さく、すぐに忘れてしまうかもしれません。
でも、そこで たくさん情報を伝えながら
会話を交わしたことで、
もしかしたら、Bさんは これを家で調べるかもしれません。
アメリカへ 行きたいと 思うかもしれません。
マンダラを 自分で 描いてみたいと思うかもしれません。
そうしたら・・人生の方向が 変わるかも知れません。

亡き父の言葉を 突然思い出しました。
「どこにどんなチャンスがあるのか わからないから
いつもアンテナを張っておきなさい。」と。

チャンスをつかむことは 
今と違う行動を起こすことから 始まります。
より楽しい可能性が広がります。
コーチですので私の中で、Bさんの可能性が 限りなく広がります・・。

もう1つ、他人に質問ができる 心の柔軟性を
Bさんは持っていました。
気持ちがある程度安定していると、自然に言葉が出てきます。
不安な状態だったら、私に質問はしないで スルーしたでしょう。
心の状態がいいと、チャンスを掴むことが できます。

うちの子じゃなくても、自分が身近に関わった人の可能性が
広がったら 何て嬉しいことでしょう。
いいえ、うちの子ども達も 私がいない所で 他の人との出会いの中で
こんな関わりが あるかもしれないのです。
皆が会話の中で 興味関心を広げられたら いいですね。

一瞬の興味関心の言葉を 素通りしないで
立ち止まって 大事にすると・・
こどもの可能性は 広がっていくことでしょう。
何かに興味を持つ言葉 1回1回が 大事な心の感覚です。
あなたのお子さんは、今どんな興味を持っていますか?

どうぞ 身も心もあったか〜い大晦日を お過ごしください♪
2009年 このブログまで来てくださった全ての方に 感謝します。