5世代家族のつながる命〜 その1

昨年末のTVより紹介します。

山形県のMさん一家は 1歳から101歳までの
5世代9人家族の農家です。
1代目、101歳なのは、大きいおばあちゃん。
今もカマを持って、一番の楽しみは 3歳と1歳の2人の
やしゃごとの時間。
2代目は、78歳おじいちゃんと 家事全般を担当する
おばあちゃん。
3代目は、じじとばば。
じじは、4歳Rちゃんと大の仲良し。一緒に寝ます。
ばばは、2人の孫のお母さん代わりもします。
「みんなが、母のつもりでね。家族はみんな、いるのが
当たり前で、誰が欠けても 困る。」

4代目は、28歳のぱぱ。25歳の弟。
ままは4月に別れました。
ぱぱ「子ども達は寂しさもあると思いますけど、みんなの愛情で
それを カバーしたい。」
そして、5代目が、家の人気者。
幼稚園に通う4歳Rちゃんと1歳Sちゃん。
大きいおばあちゃんとの 年の差 100歳です。すごい!

秋9月、今日は Rちゃんの幼稚園の運動会です。
2代目3代目のおばあちゃんは、朝の5時起きで
一升のお米をたいて 20年ぶりに運動会のお弁当を作ります。
その時、大きいおばあちゃんは、めがねもかけずに針仕事。
やしゃごのお手玉を作っていました。
2代目おじいちゃんは、その日は4時起きで 畑でサトイモ堀りです。
芋煮作って 運動会へ持って行くために・・。

3代目おばあちゃんは 朝Rちゃんの着替えを見守ります。
「何でも ほらほらってやってると、人を頼るからダメなんだ。」
7:15 Rちゃんとぱぱは、運動会へ先に出発しました。

8:15 残った6人で 朝ごはん。
大きいおばあちゃんは言いました「1回、見だかったな〜。」
ジジ「じゃ、着替えて!連れて行くから。」
家族が 全員行くことになりました。]

始まりました。でも、2代目、3代目ジジは 幼稚園児が みんな同じに見えて
Rちゃんがどこにいるか わかりません。
大きいおばあちゃんとおばあちゃん、1歳のSちゃんの3人は
午前で 先に帰りました。一緒に家で お昼ねです。
3代目のじじとばばは、最後まで 見守りました。

じじは、家に帰ると Rちゃんと一緒にお風呂です。
Rちゃん「ジジと結婚するー!」
じじ「嬉しいな〜。」

一家総出で 運動会。いいですね。
お弁当の時の 家族のにぎやかな声。
自家製の漬物と芋煮は 最高だったでしょうね。
気持ちの交わりが 途絶えることが ありません。
みんなで 命をつないでいる、そんな風景でした。

あなたは 何を受取りましたか?(その2へ続く)