安心&安全な指導員さんの言葉かけ〜

小学校1年生のAくんが 学習指導員さんと
昔遊びの羽子板で 遊ぶ時間が ありました。

とても 子どもの気持ちを汲むのが 上手い先生だそうです。
先生との羽根つきが 始まりましたが、Aくんは まだ うまくできません。
そんな時の言葉は・・

先生「こういう風な 打ち方だから、すごいスピードで
こっちに来たね。」
A君「じゃ、こういう風にやったら こっちに 飛ぶかな〜?」
最後は まっすぐ 飛ぶようになって 続いてきました。

お母さんは A君が 羽を落とした瞬間 思わず、
「あっ〜。」
と声が 出てしまいます。
でも 先生は
「今 羽に当たってたから ポイントは ちゃんと押さえている。」と
今 できていることを 言葉で伝えます。

何ができているかを 感じて 丁寧に伝えようとする先生。
素晴らしい承認です。

お母さんも 勉強になったそうです。

もう1つ Aくんにとって 良かったことは
お母さん自身も A君が たとえば・・ 
朝ごはん食べたな、とか
着替えたな、とか
いつもの事ですが、(それを 見逃していたな)、
(これも、今日 やっている1つの事なんだな)、と
気づいたことです。

このことで 承認できました。
「朝ごはん 食べたね。」と。
だんだん お母さんも 承認の言葉が 増えてきました。
Aくんの 自信になっていきそうですね〜。

親が 子どもの どこを見てあげているかによって
言葉かけが 違ってきます。
無意識で言ってしまうことも ありますが、
ちょっと 気をつけてみると
いつもと違う いい所も きっと たくさん見えると思います。
週末 お子さんの笑顔を引き出す いいところ探しを してみませんか?