子どもに「はい、そこまで」という線の引き方〜

この間 TVを見ていて 
建築物の話が出たときの事です。
木で組まれた 柱を作る大工さんは言いました。
「細い柱だと不安だから、太さを持って
安心をあたえる。
木にも (ぎっちり組んでしまわないで)
ゆとりを 持たせています。」と。
そのあと 解説の人から
「ゆとりは 時間量ではなく、気持ち。
作るものでは ありません。
人間は 人間が育て 人間が作る。
どれだけ 向き合っているか・・・・。」 という声が聞こえてきました。
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さて、小学生B君のお母さんの話です。

今お母さんが 子育ての中で 心に留めて意識していることは
子どもの表情を読み取る
(まずは受信=見る、聞く、感じる)ことでした。
 
こどもが 本を読んで 集中しているときには
なるべく近くに行って
下から のぞきこんで 声をかけました
「どこまで 読んだら お風呂に入る?」
お母さんは 内心
(うるさい)と感じられたかしら・・・と思いながらも
でも質問してあげることで
B君は「ここまで。」と言ってくれます。
そして 前よりも 早く来るようになりました。

以前は、「はい、そこまで。」と お母さんが決めて 言い渡しました。
B君の そこまでの「そこ」も 見てないで
遠くから 「お風呂よ〜」「ご飯よ〜」みたいな
遠隔操作をしようとしてたんですけど
今は
「(B君は どんな状況かな〜?)と思って
それを 感じ取りながら
彼の中でも 聞いてあげないと まだ決まってないと
思うんですよね。
まだ 読み続けたいし、書き続けたいから 
「そこは どこ?」と確認をしています。」

B君のお母さんは B君が自分で考えて 決めるチャンスを
質問をしてあげることで 作ってあげていますね。
夢中になっているときには 次のことは 頭にないことが多いです。
そこで 質問して 気づかせてあげています。

それも B君のお母さんの思いやりの気持ちと 思います。
遠隔操作・・ ちょっと言葉が怖いです・・
私達母親も 操作 されたくは・・・ないですね。

あなたは なにを感じましたか?
今日も楽しい1日を♪