いい環境から 子どもの表情が明るくなった〜その2

いよいよ GWですね。
井の頭公園は 親子連れ 若い人たちで いっぱいでした。
わたしは 練習不足でしたが 公園野外ステージで ウクレレの演奏♪しました〜。

わが子をよく見て、感じて 見守りながら
突き放すのでもなく 関わりすぎにもならない、
そんな いいバランスをとりながら 楽しい会話ができたらいいな、
と いつも思います。

(少し間があきましたが、4月21日〜その1の続きです)

 さて、A君のお母さんの 話の続きになります。
先生だけでなく お母さんも 1つの会話での決心が できていました。
お母さんは 言いました。『 話を「聞こう」と 強く心に決めました。』 
(自分で そう言えるって 素晴らしいですね)

それで、たとえば A君が 野球から帰った時は 
疲れていて 機嫌が 悪いのですが
(聞いてあげたら すっきりするだろうな〜)と思って
答えを 出してあげなくてもいい、そう思って 話を聞きました。

また ある時は 近くのフリーマーケットで、
お父さんが 下の弟の小さいおもちゃを買ってもらったことに
「ずるい!弟ばっかり! 」という A君の気持ちを そのまま 聞いてあげました。
しかも 「弟は貸してくれなかった!」
怒りは さらに続きます。

でも お母さんは A君の怒った原因を 聞きながら
「きっと 後で貸してくれるよ。」と 言ってあげたり
弟に直接、「後でおにいちゃんに 貸してね。」と 言ってあげたり・・・
A君の気持ちを 理解しながら 言葉をかけました。

そうすると 20〜30分のうちに 弟さんは おもちゃを貸してくれました。
以前は それも 待てずに、A君はキーキーしていたそうです。
でも今 A君は 待てるようになりました。
そして お母さんも 聞けて、待てました。 お互いにハッピーですね♪

お母さんは 思いました。
「『間』が必要なんです。
間を 置くように置くようにしようと 思います。
怒っている子どもに すぐなにか言っても 入らないですよね。」

間を 置いてあげることで A君も いつもの自分に戻れます。
最近は お父さんからの注意も すぐに反発して怒るのではなく
逆に 受け流すのでもなく、
ちゃんと 素直に怒られているA君だそうです。
「また やっちゃった、はい。」って返事ができて 表情が怖くないのです。」

その1〜では 先生から 認めてもらう言葉があって
それに加えて お母さんが いろいろな気持ち、感情を 間を取りながら 聞いてくれる
その相乗効果というのでしょうか
A君は とても素直になってきました。
その効果は こんな事にもつながりました。(その3へ続く)