大人もこどももそうですが、
100%やりたい事には すぐに 行動が起こせます。
全く嫌なことは 行動は 起こしません。
毎日のことって そのどちらでもないことが たくさんます。
そして 気持ちは 揺れ動いています。
だからお母さんに言われて 注意されたことには
親は すぐに 動いてほしいのですが
こどもは ・・・動きません。
その後の 対応の仕方 言葉のかけ方次第で、結果が変わってくるよです。
こんなことが ありました。
ある日 中学生Aさんは お母さんに言いました。
「具合いが悪いから 休みたい。
今日休ませてくれたら 明日行く」と言い、咳もでているようです。
でも Aさんは 合唱コンの役員だったので
本当に 嫌だったら、石の様に動かないのに
今日のAさんは ぐっと引っ張ったら 動いたので・・(ここにAさんの気持ちがありますね)
「もっと すごい病気の人もいるよ。 昨日の夜も 咳き込んでいなかったよ。
今日熱もないのに、休む意味がないし、係りの責任があるのに・・」とお母さん。
そう言って お母さんは ずっと そばにはいないで離れると
Aさんは 言い返さないで 部屋へ行きました。
時間が 経ちました・・・。
「Y シャツがない。」と 部屋から 声が聞こえます。
Aさんは 行くと自分で決めました。
さて、学校から帰宅すると
「〜こういうことがあって 打ち合わせもあって
やっぱり 行って良かったよ。」
表情が 行って損したという感じでは 全くありませんでした。
翌日も 「あしたが 楽しみ。
こういう日は すがすがしい・・。行ってきまーす。」と 早めに出かけました。
また、別の日には
Aさんは 何もしないで、 じっと1点を見つめていました。
もともと 引っ張られて すぐに動くことは絶対にないAさんです。
お母さんは 心の中で考えているんだろうな〜と感じたそうです。
気が進まないことは 人に言われて 考えて、それから・・・
ちょっと 時間をおかないといけないんだな〜。
でも お母さんは 待ってみようと思いました。
中学生は あまり 言われてやりたくない年齢でもありますね。
親が ここまで伝えて、あとは 言わないで見ていようと
腹をくくると
やっぱり行かなくっちゃな〜と 気持ちが変わっていく シンキングタイムがとれます。
お母さんが 待っている時間のうちに 気持ちが少しづつ 変わります。
「そうか、やっぱり 行ったほうがいいよな〜」
そう自分で決めている。
それは 結果的には お母さんが Aさんの気持ちを尊重したことになります。
自立に向かう多感な時期。
だから 小さいことは 伝えても あとは、本人に任せると 動きやすいのかも
しれません。
自分で決めて 納得できると 人は動き始めます。
気温の変化が激しいですね。
やっと青空になって 昨日は 電車の窓から 富士山が見えました。
青空のように 広い心で
晴れやかな気持ちの子育て したいですね。
毎日 子どもから 学ぶことが多いです。 どうぞ あなたもご一緒に♪