子どもに伝えたいことがあって、さぁ話をしようと思う時に
お互いの気持ちの温度差が大きくて どう声をかけようかな〜
そう感じることは ありませんか?
はじめに 相手(子ども)に合わせて 心に橋をかける時間をもつと
スムーズにいきやすいことが多いように 思います。
子どものその時の気もちに 合わせるのですから、
戦いモードで挑むのではなく、言葉やしぐさ 息遣いなどから
同じ空気感を 自分が子どもに合わせて持ってみることをします。
朝のひと言の挨拶
「おはよう♪」とお互いに言い合って
にこっと 笑顔が見えたら OK♪
気持ちに温度差が 少なければ すぐ次の会話に入りやすいですね。
一方、困るのが 子どもが とっても!イライラ・カリカリ
親に対して 戦闘状態でいて、お互いの心の温度差大きい場合です。
言葉で合わせるのが 難しそうな時
もしも 態度を合わせてみたら、どうなるでしょう?
6年生のB君のお母さんは やってみました。
5月末で辞めると決めていた通信教材の添削の提出物が
期限になっても 半分しかできず、イライラをぶつけるB君が いました。
椅子を蹴る
泣きわめく 大きな声であれやこれや、叫ぶ
ソファーに寝転ぶ あばれる
お母さんは その場に来て 自分も 同じように態度を取ってみました。
(もちろん B君に合わせながら 心に橋をかけていくために。)
「お母さんだって やってられないわよ〜!」と 椅子を蹴る
「冗談じゃないわよね! だいたいお母さんだってね・・・」と叫ぶ
ソファーに寝転ぶ あばれる
しばらく 2人とも続けました。
(結果はわかりませんから ドキドキだったそうです。)
時間はかかりましたが
すると・・・
最後 息子さんがやってない事をお母さんが先にやってしまった時、
「それは オレ やってないだろ!」
の言葉のあと、
その時 (もやもやが晴れたかのように・・)B君が
すごい スッキリした表情に 変わったのにお母さんは 気づきました!
すべてが終わった
B君は まさに そういう感じだったそうです。
お母さんは B君を 否定も肯定もしませんでした。 ただ一緒にいるだけ。
その後 B君は 途中だった 添削の提出物も さくさくとやってしまいました。
あなたは B君の心の変化を どのように感じますか?
イライラの気持ちを B君自身が手放すまで
お母さんは
押さえつけるのではなく 横並びで その気持ちを自ら体感しながら
B君にとって丁度いい距離感で見守り
引き出してあげた・・そんな気がします。
何よりも、気持ちがすっきりしたら
お母さんが言わなくても B君は自分から提出物をやれた!
という事!いいですねぇ。
B君のお母さんが 身体も声も 全身を使って B君に合わせる
そこから 始まりました。
お母さんが B君に怒っている気持ちではなくて
B君の気持ちに合わせていこうという気持ち
そこが 肝心!
あなたは 何を感じましたか?
どんな形で あなたの子育てに活かすことができるでしょう?
暑くなりましたね。
今日も 爽やかに 子育てファイト!!
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