思春期 B子さんの3人の味方は〜

台風の影響で 大雨が続いています。
お子さんとの外出は どうぞ 気をつけて・・・
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思春期のB子さんは
いつも いろんなことを話したいタイプの女の子です。
お母さんの話を聞きました。

「B子は、急に機嫌が悪くなることは あるんですが、
わりと学校で こういう事があったとか、
こんなことで嫌になっちゃったなんて 話してくれています。
聴いてあげると『あ〜すっきりした。』と 終わってくれる感じですね。

一方 先日、担任の先生とわたしとの 面談がありました。
先生のお話から、家での様子と 学校の様子と 照合すると
家でも学校でも だいたい 同じような感じだと わかったんですが
男の若い担任の先生は、B子さんを見ていて、
「いつも お友達と仲良くしゃべるんですけど、
なんか、友達に遠慮しているような気がする。」
そう言いました。
「すごく周りを気にして、心の底から笑っている時と
遠慮して繕い笑いをしている時があって その辺が 少し心配。
でも、いつも すごい明るいので、
何かあると すごいよく わかります。」
そう言いました。

その後、先生は 心配だった時期は
この時期と この時期と 話してくれました。
まさにその時期は B子さんは お友達のことで悩んでいて
お母さんは 家では 全部その話を聞いていたので 
それは こういう事が あったんです、と先生にも伝えました。

先生は
「じゃ、わかりました。
わたしは男で、異性になるので
細かく見て、気がつくときに すぐ声をかけていいものか
ちょっと ほっといた方がいいものか、
B子さん自身はどうなんでしょうね?」
「うちの子は多分 本当に辛い時には
自分から言っていくと思うので
あまりにも 先生の目にあまるようだったら 
もちろん 声をかけてくださって かまわないですし、
そのほうが嬉しいことも
あると思うんですけど、
多分 基本的には 本人から 言うと思います。」
お母さんは そういいました。

お母さんは 先生の目からも B子さんを 同じように見ていてくださったことも 
安心したそうです。

B子さんは、毎日30分くらい お母さんが話を聞かないと
機嫌が悪くなる日があるので お母さんも 気づかされると言います。
「その時間を作ることが 今わたしの宿題ですね。」とお母さん。

B子さんは 仲のいい友達がいて、2人で一緒に
「ねぇ、ままといっぱい お話する?」みたいなことを
お互いに話していて
「するよ。」と お互いに自慢するみたいです。
「昨日、ママといっぱい話して 楽しかったんだ〜。」とか。
お互いに自慢しあって お互いに「良かったね。」と
喜ぶんだそうです。
「ママがいっぱい お話してくれて 嬉しいよね。」
それが友達どうし 毎日の会話なのだそうです。
……..

B子さんには 自分を理解してくれる 味方が3人。 
共感しくれる友達
そして 意識をして 話を聴いてくれる 時間を作ってくれるお母さん
学校では よく見ていて 気にかけてくれる先生がいます。

お母さんと先生の会話からは お互いがB子さんをよく見ながら
対応をしていることが 伝わります。
その事は お二人の信頼にも なることでしょう。
そして B子さんの言葉からは
話を聴いてくれる(自分をわかって 受け止めてくれる)人がいる
ことの 嬉しさが伝わります。

それが きっと B子さんの心の安定といつもの明るさのもとですね。

あなたは 今日は 誰の話に耳を傾けて 聴きましたか?
そして 何を優先していましたか?

今日も あしたも 笑顔の1日を!