思春期に子どもの力になる〜お誕生日の日に

こんにちは。寒い日が続きますね。
受験シーズンでもありますし
暖めて お出かけください。

さて 対応に迷う思春期ですが、
でも 親も できれば
勉強のことだけじゃなくて、こどもが興味あることでも
子どもの力になってあげたい、そう思っています。
では、どんな時で どう伝えたらいいのでしょう?・・
こんなことが ありました。

お母さんBさんは 子どもの誕生日のプレゼントにと
パソコン関係の物を買ってあげました。
ところが 家のパソコンで それを使おうとすると 上手く動かずに
音楽が聞けません。
どうやら 部品に問題がありそうです。
仕事から疲れて帰ってきたお母さんも B君も、共にショックで
そのことで いらいらしていました。 

お母さんは 思いました。

以前ならば
「疲れているし、これ以上できないみたいだから 我慢しなさい。」
と言ったこともあるし 仕方がないことなんですけど、
少なくとも 頑張って、わたしが何とかしてあげたい という所を 彼に見せたい
そう 思いました。
 
実は PC会社に電話するのも 仕事から帰って 疲れていて、
これから1時間以上も その話をするのかと思うと うっとおしくて 
今までなら
「時間があるときにやるから」
と言っていたと思います。

でも わたしも ここが肝心と 「じゃ今やろう」と思って、
PC会社に連絡して、
「それおかしくないですか?」など 1時間以上かけて やり取りをしました。
多分 こどもに 多少 聞こえていたと思います。

「お母さん こう思ったから〜先方は ・・言ったんだよね。」
説明もしてあげて
そうすると 解決しなかった、という部分では 満足しないんですけど、
でも わたしのことを 責めたり、何とかしてよ!という態度には でてこなくて

私も B君に
「ちょっと時間かかるかもしれないけど、お母さんも 何かいい方法あるか 
会社の人にも聞いてみるから。
だって、お母さんも あなたの喜ぶ顔が 見たくて会社を抜けて 買いに行ったし、
早く使って音楽聞いて欲しいから」と言ったら

毎日(どうなった?)と こどもから聞いてこないで 
お母さんは やってくれている、と思ってくれたのかな〜と思います。
 
B君が 曲を聴けないことが、どうでもいいと思って、
プレゼントとして 買ってはい、と渡して、終わりじゃなくて 
息子も困っているし、
わたしが 何とか 聞けるようにしてあげたいと思って 
一生懸命やってくれてんだな〜と 伝わったことは 嬉しいです。

B君「そういう会社やだよね」
母「そうね。商品はいいけど、サービスはね・・」
みたいな会話があって そんな感じで
ストレートに (おかあさん、こんなに頑張ってくれて ありがとう)には
ならないですけど、何となく、彼がとげとげしくなくて、和むのが 見てとれました。
 
もともと B君は 私とぶつかっていて、素直になれないで
私もイライラ、向こうもイライラだったので 激しい言葉を投げ合ったので 
私は悩んでいたり、何でうまくいかないんだろう、と思っていました。

そんなことを 思う自分も嫌で、こどもが可愛いのに 
(どうして心から素直に 可愛いと思えないんだろう?)と
思っていたことも あります。

でも 私が言葉と対応を変えると・・B君は 本当に子どもっぽくて、
純粋で素直な所が、いっぱいある子なんだな、っと 気づかされました。
私の出方だったんだな。と思います。
……………………………………………………………..

B君は どうして 素直な気持ちになれたのでしょう?
お母さんは 夜まで B君のためにできる精一杯のことを
してあげました。

それは 寄り添ってあげたことですし、
お母さんの愛情と 伝わったことでしょう。
B君が大事に思うことを 大事にしてあげる言葉が ありました。
思いやりの気持ちだと 思います。

思春期は 親子のちょうどいい心の距離感を学ぶ 
親も成長が1番できる時期かも しれませんね。

あなたは 何を感じましたか?
今日も 子育て ファイト!!