思春期は、自立のチャンスをつくる〜お母さんの決心

こんにちは。
寒くなってきましたね。どうぞ 冷えないように♪

6年生女子のお母さんの事例です。
朝娘のAさんが起きるとき、お母さんは ひと苦労。
今まで 目覚ましを、お母さんがかけてあげて
鳴っても なかなか起きれなくて また Aさんに声をかけ
お母さんが 起こしていました。

また、子どもは可愛いから Aさんに「かわいい、かわいい。」と言うと
「気持ち悪い!もう子どもじゃないから そういう言い方はしないで!」
という返事が かえってきます。
(子ども扱いされたくない という気持ちが芽生えているこの頃。) 

そこで、朝 何も口出しないで
1週間我慢すると 決めました。
注意も 何もしないで、見守っていたそうです。

6年生のAさんに、お母さんが「やってみる?」と聞いたら
「やってみる」そう言ったのが、きっかけです。
(説得でなく、納得ですね)

Aさんは 自分で目覚ましをかけて
時間を変えた時も、自分でセットして 枕元に置いて・・・
今まで 寝起きも悪かったので、それも お母さんのストレスでしたが
「別に私が起こさなくても、勝手に起きてくるんですよね。
同時に 布団もあげてくるように言ったら
ちゃんと 自分で上げてくるんですね。」

「私、いらないのかと思って・・・寂しい〜。
今まで、起こして 布団を上げるのが 私の役目だと思って
いたのが、
たった1回、そういう機会を与えたら がらっと変わって。」

「なかなか起きて来ない日も、そうっと見に行くと
ちゃんと 布団の上に 正座して座って じっとしているので
戻ってくるんです。でもそれから ちゃんとやるんですよ。」

効果は 主体的・・というだけでは ありません。
「以前は、朝の挨拶の返事も 返ってこなかったそうですが、
今は起きてきたところへ
「おはよう!」と言うと 
娘さんも「おはよう」って言うようになりました。」

さらに、「食べたもののお皿を「洗ってくれる?」と言ったら
自分で 普通に片付けてました。
できるんですね。」

お母さんは、洗い残しがあったら いやだから
自分でやっていました。
ただ その時、
「ママみたいに きれいに洗えるか、わからないけど
 そうなっちゃうかも知れないけど、自分でやるよ。」
ちゃんと 洗って、食器も 私がやるような感じで
きちんと 置いてたりするんで
やっぱり、私がやること、ちゃんと見てるし、
もう何でも できるんですね。」

娘さんの言葉から お母さん自身がびっくりして&気づいたのは 
お母さんが 娘さんのことを ちゃんとできないかもしれないと
感じていたを 知っていることでした。

今までは きっとできないあなた。という思い込みで 口も手もだして
いました。それを止めて 本人に任せる事は
存在承認にも なりますね。

寝るときも 布団を自分で敷いて 寝てました。
あ〜わたしがいなくてもいいんだ。。(お母さんの心の声)

いえいえ、見ることは 大事。放任でなく、見守るがいいですね。
話を聞いてあげて 家の中の空気が 緩んで、リラックスして
いられる雰囲気を 作ってあげるのが お母さん。

「朝 本当にいらいらが多くて辛かったんですが
今自分で起きてくれるんで、本当に楽で・・・」

空いた時間は 自分のために使ってくださいね♪
子離れの時期も ちょっと意識して
子どもの自立の時期とあわせて 考えてみてはどうでしょう?

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今日も 親子わくわくコミュニケーションの1日を!