親子コミュニケーション講座&思春期3回講座から〜

こんにちは。
先日 小学生の親子5組と一緒に
コミュニケーションワークショップの時間を過ごす
機会がありました。
親子ゲーム・本も2冊読んで 楽しい時間。
忙しく過ごしていたり 兄弟がいると
親子二人きりの時間は ママにとっても お子さんにとっても
貴重な時間だったようです。

子どもたちの気持ちは 言葉だけでなく
言葉以上に 態度や仕草が 教えてくれていました。
たとえば・・・

3年生のPちゃんは
幼稚園児の元気な弟さんが ママのそばに来ると
さっと ママの側から離れます。
そして 弟さんが行ってしまうと またママの横に来て
嬉しそうに おしゃべり。
身体をママにすり寄せるようにして・・・。
見えにくいですが、そこにPちゃんの気持ちがあります。
受け入れてもらっている姿は 本当に幸せそう♪

そんなPちゃんを見ながら ママは思います。
「しっかり向かい合い目を見ていると 自然に笑顔になれました。
絵本や実際に体験する内容で はじめは子どもっぽい内容だと
思いましたが 大人も子どもも しっかり感じる事が できたと思います。」

6年生のB君は おしゃべりしながらも やや言葉は反抗期。
ママは「いつも こうなんですよ。」
「いつも 顔を見て 話をあまりしていない事に 気づきました。」と。

でも 母子で向かい合って 笑顔でおしゃべりした時間は B君にとって・・
「久しぶりに面白かった!」 笑顔で上機嫌でした。
B君は 久し振りと感じたんですね・・・いつもはお兄ちゃんです。

6年生Cさんのママは いつも明るくて元気。
どちらかと言うと、Cさんの方が感じやすいシャイなお年頃。
「お母さんは、悩んでるって言っても いつも顔が笑ってるし・・
本当にそうなの?本当に悩んでたら そんな笑顔でいられるわけなし・・。」
その言葉の中に 娘さんの気持ちが見えそうです。
「自分が気づいてないことでも、意外に見えてるんだと思った。」と感想を。

4年生のDちゃんは ママと一緒の楽しいおしゃべりの時間の中で
こう感じました。
「普段生活の中で、気をつけていなかったこともわかりました。
言葉を しっかり受け取って また相手に返してあげたいと
思いました。
ゲームもやったり お母さんと一緒に コミュニケーションをとったり
とっても面白かったです。
これからも 目を見て笑顔で話したり、聞いたりしたいです。
それで、お母さんとの仲を 深めていきたいです。」

Dちゃんの心の中は愛がありますね。
その場でみんなで書いた小さいカードも大事に持って
次の日から ママの目を見て 話をしているそうです。

逆にママは 気がつきました。
「つい横にいる娘の態度(声が小さいとか)について ちょっと注意をして
しまいそうになったりして、いけないなと 思いました。
普段はそういう事も思わず つい口に出してしまうことばかりで
会話しているようで 言葉を落として、自分の言葉ばかり
投げているんだなと 実感しました。」

「ママと話せて 楽しかった!」の声は 1年生Eちゃん。

わたしや他の親子さんがいることで お子さんの態度・言葉は
ちょっとよそ行きになります。
二人だけだったら もっと素のままを見せてくれるんでしょうね。

別の日、 思春期コーチングの3回講座に参加された 
お母さんの感想です。(ご了解をいただいた方〜)

「さっきまで お会いした事もない方が
少し話して承認したり、ちゃんと聴くだけで
すごく関係性が 良くなったので
娘や家族なり 毎日一緒にいるので 自分の気持ち次第で
どんどん変わっていけると思い、すごく嬉しい気持ちに
なりました。
私の未来、家族の娘の未来は 明るいと信じて
自分がまずは 変わっていきたいと思いました。」

「自分自身の承認も大切にすると
大人も より生きる力となり 心に余裕ができ
思いやりの心を持てると 思いました。
子どもの瞬間を大切にすることを心がけ、
子どもに集中しすぎず 子どもと同じ心の温度になることも
大切だと学びました。
子どもに集中しすぎずとは 私自身の自己実現に向ける姿勢を
子どもに見せていくことを目標に 
より楽しく生きていきたいです。」

「日日の生活の中で、実践していく事は かなり難しいなと
思いますが、少しでも効果が出たら 嬉しいし、楽しい毎日が送れると
思うので、頑張りたいと思えました。」

「日頃考えている事でも、実際には できずにいます。
これをきっかけに少しでも変わった 変われる母親にチャレンジしたいと
思います。
言葉(コミュニケーション)って 大事ですね。」

「気づかせていただくことが 沢山ありました。
まず普段 何気なくいかに 無意識に生きてしまっているか・・・反省。
もっと 瞬間を大切に、自分を楽しむことが 大切だということを
再認識しました。
もっと自分を大切にしたら 子どもにも まわりの人にも 同じことが出来るのでは・・
自分をほめることを忘れていたので、きっと 人をほめることも出来なかったのだと
思います。
新しい発見をたくさんして、家族と人とのコミュニケーションを
楽しめるようになりたいです。」

「2週間たち、あらためて 子どもがどんな状態なのか、
観察できていなかったと思いました。
あとは取り掛かるまで ちょっと待つということを
もう1度心に決めて 取りかかろうと思います。
子どもの気持ちになって 見直そうと思います。
質問の仕方とリフレイン 先週の復習を含めて
来週まで楽しんでやります。」

「悪い点数をとった時など、一方的に叱り 
一方的に「これをやりなさい!」と言ってました。
子どもに状況を認識させ 子どもの力で対策を考えるような
質問の仕方を 今回よく教えていただきました。
悪い点をとった時こそ 承認してあげるという言葉に
はっとさせられました。」 

「3回講座ではまだまだ足りない気持ちですが
実践できる具体的な内容が多く、
自分でどうしたらいいか 見えてきて
気持ち的に 救われました。」

お母さん♪ 現状を確認したら 自分に○をつけましょう。
次は 未来の可能性に目をむけて そのための行動を
続けていくのが コーチング。
可能性いっぱいの 子どもに心をむけて 向かい合って
言葉の後ろにある お子さんの心の声にも 耳を傾けて
笑顔で 話を聞いてあげてくださいね〜。