うそをつかない子どもに育てたいお母さんの思いは〜その2

こんにちは。
(その1の続きです)
*ご了解をいただいて ご紹介をしています。

冬休み中、
数日 田舎から上京して 遊びに来ていた 
元幼児の先生だった経験もある おばあちゃんの声かけを
聞いていたので
お母さんは はっと 思い出して 気が付いたことが ありました。

おばあちゃんは こどもをほめたい時、 
今やった事実を 子ども達に伝える言葉をかけて
それについて 思ったことを話していたのです。

たとえば お片付けの時、
「今 〇ちゃんは こうやって〜やったのね。すごかったね。
おばあちゃんは 嬉しいわ。」

お母さんは 思いました。
「お母さん(おばあちゃん)みたいに、
自分は こういう事をやって こう思われたんだ。という 言い方も あるんだ。
って 気づきました。
わたしは すごかったね、だけを伝えていました。

こうやったね、と言ってあげることだけで、
子ども自身が 今自分はこうやったという 自己認識になりますね。」

こう〜したね。という事実(見えたこと、)
それに 加えて こんな風に感じているよ とメッセージで伝えてあげると
子どもの自己認識に加えて
2つの承認をすることにも なりますね。

見ているよ、心にかけているよ という お母さんの気持ちも
伝わります。

「おばあちゃんは けっこう良く 見てるんですよね。
えっ?こんな事 ほめるんだ、と思うようなことまで。」

すごいことをしたら ほめるのではなくて
承認は そのままを伝えることで いいので
すごくある必要も ないですし、
(こんな小さいことまで お母さんは気づいているんだよ)という
思いが伝われば OK。

「それが 1日だけじゃなくて 子どもが大きくなるまで 続いて
10年とか経ったら ずいぶん 違ってきますよね。
おばあちゃんは いつも 人のいい所を言うんですよ。」

お母さんは おばあちゃんは そういう性格だと思っていたそうです。

こども達は 
たくさん 言葉を聞くことで
自分のイメージも 肯定的になりやすいですし

もう1ついい事が あります。
大人を見ていて
やがて 子どもは お友達に対しても
「今〜〜だったね。
ぼくは 〜〜 嬉しかった。」と 
承認の言葉の表現も 自然にできるように なります。
いい人間関係にも つながりますね。

よく見てないと言えないので
観察力もついていきます。

ある6年生の男子ですが、お母さんに
こんな事を 言ったそうです。

「A子ちゃんね、いつも 突っ張っているのに
こんな〜〜可愛いことを 言ったんだよ。
ぼくが それをちらっと言葉で伝えたら すごい照れていたよ。」

さて、この お母さんとお父さんは この話も 2人で共有して
(それも 素晴らしいですね)
二人で おばあちゃんのやり方を 一緒にやっていこうと
「おばあちゃん法」と名付けたそうです。
いいですね〜!

「わたしは とりあえず ほめておけばいいじゃないかと
思って いくつか パターンがあるんじゃないかと
自分の中で 決めつけて 思っていたんですけど
それだと 子どもの細かい事まで 見ていなかったし、
子どもが 何か言ってきたからという 受け身でなくて、
自分から もっと観察をすることも 大事だと 思いました。」

それが 子どもを思いやると いうこと。
おばあちゃんは とりあえずの気持ちで、言っていないと 私は思います。
承認の言葉は 愛情をこめて 存在を言葉で伝える事です。
とりあえずでなくて、
無条件に 愛情を伝えてあげようと 心に思っているように 感じました。

そのままを認めてあげたら 子どものウソとは 離れていくことでしょう。

あなたは どんな思いを心にもつ お母さんを目指していますか?
今ここから また始めましょう〜♪

今この瞬間 できる精一杯で 自分を表現している 子ども達に
できる精一杯の 承認の言葉を 伝えていきませんか。 
どうぞ ご一緒に。。