子どもが、小さいことを 長く続ける力を育てるコツ (NHK TVより)

こんにちは。
新学期 どんな春を 過ごしていますか?
さて、NHKで こどもの習慣について
コーチングにも つながる内容の番組がありましたので
ご紹介します。

ご自分に 何ができるかな?という 視点で、お読みくださ〜い!
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◇ 続かないことは、2つのタイプがある

(1)やるやると自分で言ったのに、続かない3日坊主タイプ

対策:親としての3つの心がけ

1)親子で、無理のない目標を立てる

・体験談 5年生の時、漫画とTVに夢中で すぐ 決めた野球の素振りを
さぼってしまうA君。
お母さんが、目標を聞くと、「1日素振り50回!」と言いました。
それに対して お母さんは、「多くない?」と言って 目標値を下げて
「じゃ、30回」ということにしました。

2)努力の積み重ねが 目に見えるようにする

A君のお母さんは、やった日は スコアボードに似せた表にシールを貼るように
しました。
カレンダー式だと、やらない時に空白ができて やる気がしぼみ 
あきらめる子も
いるので おススメではないそう。

3)努力を 親が見守る。(終わるまで、見届ける)

A君「時間を削って、お母さんも やってくれているから
しっかりやらないとと 思った。」

この3つを続けて、中学2年生になったA君は 毎日の素振りが習慣になり
今は 一人で続けています。

また、試合の時 対戦相手から、
「チームの中で、1番抑えるのが大変だった。」と
言われた 認められた言葉も やる気になったそうです。

特に、低学年までは 親の注目を引きたい年齢なので 効果的。
高学年から 思春期になると 感情の屈折が出るかも しれないので
そっと 見守る。
見てないけど、気にかけている姿勢が 大事。

(言えば すぐできることを望んでも 新しい行動をすることは
なかなか 難しいものです。
何でも だんだんと できるようになっていきますが、最初しばらくは 見守って、
応援するお母さんの姿勢も パワーの源になりますね。

関わり方を変えてみる事で 子どもが 続ける能力をつけることができたら
将来役に立つでしょう。

別の例では、6年生B君は 復習の勉強量を 先生が言った「半分の量にしよう。」と
親子で相談をした B君は 小さい成功体験を重ねて、自分で 調整ができるようになって 
成績も それから伸びました。
最初の目標のハードルを、その子に合ったものにする、ですね。)

(2)やだやだ3日坊主(やりたくない事を続けるには・・)
特に 勉強や 片付けがそれ。

1)【〇〇を認める言葉】が カギ。〇は なんでしょう?

実践例)
①秋田県の小学校の場合は。
クラスで 家庭学習ノートを作っています。

それは 先生が決めるのではなくて、
【何を学習してもいいよ】というルールで、その日やりたい事を2ページ
自分で 計画して、自分で机に向かう習慣をつけています。

家庭でも お母さんは 工夫をします。
やらせっぱなしではなくて、毎日終わった後は目を通して
ノートの隅に 赤字で感想を書いてあげます。

そのちょっとした ひと手間で、書いて 認めてもらうと
次も がんばろうという気持ちに つながります。

ある日、C君は 友達に「なんだ、この数字の3 汚い字だな〜。」そう言われたのを思い出して 
ノート2ページ分 全部3を書きました。
(え〜そんなこと?ではなくて、その努力を認めてあげます。
そこでも 同じように認めてもらうと 次の日は 次の勉強をまた 自分で決める
やる気が 続いていくのです。)

ポイントは・・
〇〇は、【努力】が 入ります。(結果でなく、がんばり プロセスを認めます。)
それから 見たよ、という印をつけること。(お母さんのサインなど)

見てもらわないと 自分との戦いになるので、認めてもらいことが
長続きにつながります。

(自分で 挑戦することを見つけるって いいですね。
主体性が伸びる 音が聞こえそう・・・。)

更にこの学校では もう1つ 工夫があります。
それは その家庭学習ノートを リレーノートにして
次の友達に回して 使っているところです。

1冊のノートは、今日は Cさん。明日は D君。あさっては Eさん・・・。とつなげます。
そうすると みんなが どんなテーマで 家庭学習をやっているかが
目に見えるので 自分も次はこれをやってみよう!と
という きっかけにもなりっています。

真似をしていいし、お互いが見本になって
ゲーム感覚も 出てくるそうです。

②中学生のFさんの例。

Fさんは 朝5時半に起きる事を 自分で決めて、ジョギングを続けています。
その横には 実は お父さんが一緒に 走っています。

お父さんは、「歩きながら 娘と会話ができて 楽しみな時間ですし
できる限り続けたいと 思います。」

さらに Fさんは 週2回の空手を習っています。
でも、試合は1回戦負けばかりで、自信がありません。
習いごとの多い Fさんの 気分転換は AKBの踊りを 踊ること。
中学校の文化祭で その踊りを 披露しました。
見ていたお母さんは 言いました。

「踊りに すごいキレや伸びが あったね。
やっぱり 空手をやっていて 良かったね。」(認める言葉)

その言葉が嬉しくて、これからも 空手を 続けようと思いました。

やる気が続く ほめ言葉の注意点としては
たとえば、ピアノの練習をして
「こんなに 早く引けるなんて 才能あるよ。」という伝え方は
失敗した時に、才能がないと 落ち込む可能性が あります。
(才能がある、ないという評価が 入っています。)

一方で そのままを認める言葉(存在承認のことば)は
いつでも かけることができます。

「よかったね。先週も練習を続けて がんばっていたものね。」

「(できない時も)先週から がんばっていたじゃない。
だんだん 上手になっていくよ。」

練習をやらない日に

「そんな風だから ダメなのよ。もう わからなくても 教えてあげないから!!」
これだと、うるさいから 仕方なくやる子になる 可能性があります。

2)ドリームマップを作る
あるクラスでは 夢を見える形にしようと、
写真や思いついた言葉で 自由に 夢を表現してみました。

そして 今日から何をするかを考えて、 最後にクラス全員が
みんなの前で 宣言をしました。

星が好きなG君は、25歳になったら 新しい星を発見し、天文学者に
なる夢を 描きました。
それが きっかけで だんだん 夢が見えてきて

翌年、もう1度作り直すと そこには
宇宙航空研究開発機構JAXA(ジャクサ)の職員になりたい
だから 国語をがんばろうと、今やっている事に
意味を見つけたことで やる気が続くきっかけに なりました。

3)子どもが好きなことに 結びつける
ご褒美をあげるのは どうでしょう?
「ドリルが終わったら ケーキをあげるね。」

これは やがて 慣れてしまい、感動が薄れます。

たとえば 「計算ドリルが終わったら、音楽を聞こうね。」など
子どもが 日常で よくやっている好きな事に 結びつけることも 有効。

4)速攻フィードバック

やったら すぐ見てあげて、その時に その場で伝えます。
おどしや 命令は NG.
その代わりに

質問ナビゲーション!(気づかせる質問をすること)
「宿題は 何が出たの?」「いつできそう?」

子どもは 時にはうそをつくこともありますが 時には 見逃すことも。

そして 時々サプライズも 効果的。
半年や年に1回。子どもが気がついてない時に
「いつも 一生懸命 やっているからね。」と。

働いているママは 帰って来てから ノートを書いてあげる習慣をつけて
朝食の時に コミュニケーションを大事に持っています。
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あなたは 試してみれそうなことを いくつ見つけましたか?
まず やってみてもいいな〜と思ったことは、なんですか?

どうぞ 今日(明日までに) やってみてはどうでしょう。

コーチングスキル【承認する】の体験が たくさん出てきました。
それを 親が 何か1つ続けてみる 「チャレンジ!」を 一緒にしませんか?
可能性を信じて・・・
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〇お知らせ〜

杉並区在住で 乳幼児の子育てをしているお母さま、お父さまへ
【子育て応援券】が使える
子育てコーチング講座(フリードリンクとランチつき)が、
4月から 3回で始まります。
区内の児童館講座に参加してくれたお母さんの企画です。感謝♪

月曜日の午前10:30〜12:00
・4月22日「子どもの心の理解と楽しい子育てのステップ1」
・5月27日「プラスの言葉かけの魔法〜兄弟仲良く育てるには」
・6月24日「依存から、見守る自立への言葉〜やる気スイッチON」

会場は 阿佐ヶ谷駅から 徒歩3分
 おやこカフェ ほっくる阿佐ヶ谷 
お問い合わせとお申し込み先:ママハグズミー 090-6570-1753
hiromi-smoozy1@auone.jp
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