5年1組で江戸小噺授業と実技研修やりました〜その2

第28回 全国公立小学校児童文化研究会研究発表大会
の公開授業 当日の報告です。

協力は、地域でこども達の応援を続けている「みんなのみたか」と
「江戸小噺笑い広げ鯛」メンバー6名
はる風さん、うふふさん、たぬきさん、ねこさん、宮ちゃん、さるすべりさん。

13:45〜14:30 5年1組 公開授業
「江戸コミュニケーション」

45分の流れは・・・

・自己紹介 高座名でそれぞれに。
・合言葉は〜? 一分線香声出し 口慣らし 
・江戸時代の背景

・子ども達の江戸小噺 発表3名〜
せんりゅうちゃん(高座名です!)
しお風君 ひいらぎ君
 
自分で決めた子ども達の高座名から始まって。
「○○と申します・・」
何だか噺家さんのような出だしで 3人とも落ち着いていて 驚きました。
江戸小噺もばっちり! 大拍手喝采でした。「またやりたい!」の声。

・色あわせかるたで 班対抗おしゃべり神経衰弱(2回目)
 今回は3班の優勝でした〜。
準優勝は2班でした。最後の班をみんなで応援!

・読み合わせをしました。
「ねずみ」では声を出し ながら、「大きいよ、小さいよ」の言葉のところで 
こどもたちは 自然に体の動きが出てきました。
・2人で一緒に立ってもやってもらって 毎回の拍手に大いに盛り上がりました。

・最後は はる風さんの「やぶ医師」U先生も 聞き入っていました。
・感想を聞いた子どもから「江戸時代に興味が出てきた。」という声が聞かれました。
 
10分の休憩時間で、子ども達は下校。

実技研修の先生方で満席以上になりました。
椅子の補充はU先生のサポート。

また その後の実技研修(教員対象) 14:40〜15:25
「笑いのスキル講座 江戸小噺体験」 

・アイスブレーク 遠方から来た先生は?
(北海道や金沢の声が上がりました。)
・助っ人自己紹介

・一分線香小噺の声を出して だんだん声が大きくなっていくように声かけ
・江戸時代の背景、そして 3つのキーワードは 子ども達と同じもので
 「今を100%楽しむ」「言葉を楽しむ」「人の関わりを楽しむ」

・一分線香かるた取り 初対面の先生方でしたが、
班ごとに遊んでわいわい楽しい声が出ました。

・それから 色合わせかるたを紹介。お一人5枚ずつ手に取って、
1つの江戸小噺ができるように並べていただき、
それを班ごとに紹介しながら 読みました。

・次に 読み合わせ。ねずみと雷様。
 予定では、2人や4人の読み合わせをしながら、
お互いを認め合うワークを考えていましたが
 その場の雰囲気で、先生男女1名ずつ、高座に上がって 
1席お願いしました。
北海道から来た先生と可愛い大学生さんでした。

これも、他の先生からの拍手喝采で、
もしかして これが江戸?を思わせる 教室の一体感がありました。

・しめは、はる風さんの江戸小噺。どろぼう噺。
・最後に感想をお聞きした先生は「この分科会に参加して 良かった。」のお声。

夜は、懇親会。いろいろなクラスを見れずに残念ですが、様子をお聞きしました。
児童文化研究会顧問K先生からは「とても良かった」と言っていただきました。

子ども達との関わりをつくっていく中で 江戸小噺を活かそうという先生方の
ニーズの高さを感じました。
また 今回授業をやらせていただいたことで
別の授業のプログラムを思いついたり かるた教材の使い方も さらに開発
したいと思いました。
 チャンスがあれば また先生方にも 江戸小噺を紹介していきたいと
思います。

※2014年度春には
みたかボランティアセンター主催の
江戸小噺ボランティア養成講座(全6回)の開催も決まりました。
次年度 また楽しみです。