思春期男子7名・先生2名と一緒に小中交流講座「江戸小噺」〜

12月3日(水)13:30~15:30 にしみたか学園 小中交流講座
イベント第100回 ボランティアG80回 
鯛員5名 男子生徒さん7名 先生2名 井口小学校 教室にて。
2校の6年生・中1生全員が、地域講師の好きな授業を 選択して
交流を持つ 2時間。

挨拶をしてから 隊員の自己紹介。そして、子ども達も全員自己紹介をして、
参加の理由も聞きました。
中には 「最近、笑ってないから」の声も。

最初は、江戸小噺から 
1、子ども大好きのいくらさん「米のとぎ方」
2、次に簡単に 江戸小噺とは、江戸の人々のことを説明。
キーワードを黒板に貼りました。

3、そして 笑英さんに一分線香の進行。まだ生徒さん達 ちょっと遠慮がち。

4、次の読み合わせは、はる風さんの元気な声で「足の速い男」
すぐに2人組で 元気に声を出して みんなに読んでもらいました。

5、江戸小話は 笑英さん「お花の一分線香」そよ風「こども2人とねずみ」

6、それから 江戸小噺かるたとりを はる風さんの読みで、2班で取り合いました。
 だんだん元気にかるたを取り合う中で 班も友達も 馴染んで
 乗っていく様子が見られました。

 白熱して1位は11枚でW君。1枚差で同率2位が3人いました。

7、次にやった5枚1組の色合わせかるたは、班対抗の神経衰弱。
 コツを早くつかんだ班が圧勝。上がりの時間差が大分出ました。

 それを後半は並べかえて 班ごとにお話を読み合って、
 次の個人発表したい江戸小噺も 選びました。

ここで、遅れて駆けつけてくれた もみじさんが参加。

8、3人1組(鯛員1名が入って)になって、個人発表の練習です。
 2人の前で1人ずつやってみて、聞いている人から 2つ誉めて1つ改善点を聞きあ いました。
 「本番、資料は見ないで、話しの流れが合っていればいいから。」という事で
 しっかり練習。

9、いよいよ 高座に上がっての発表タイム。
 手を上げてくれた生徒さんから どんどん話していきました。

一人でやった子どももいれば 「2人が良い」と言って 何度も出てくるうちに、
気持ちがふっきれてくると 何度も違う話で 高座に座る子どもが出てきて 
最高10回! すごいやる気です。

後から後から 入れ替わりで 高座に出るようになりました。
2人の先生も 個人とペアでも出てくれました。

みんな 高座でやったら、大拍手をもらえる安心感も大きいと思います。
その環境を作っていくと、自然に心に火が灯ってきて
前に出てくる姿は 頼もしい6年生と中1生たち。

1人 中1でシャイなM君だけは それを見ていました。
ほかの子ども達が促しても なかなか出ません。
ところが、ある一瞬 まわりの全員の視線がM君に一斉に集まって、
期待の眼差しを感じたM君は とうとう2回目も自分から立って上がって、
やってくれました。
感動の拍手。

というわけで、発表タイムは、子ども達の主体性の中で 
何とも熱い時間になりました。

10、最後の小話は はる風さんの しわいや 梅干しを食べる仕草が愉快です。
最後にしがみついていた指を離すなから、「金を離しちゃいけない。」

最後には もみじさん 一席と世界の小話を続けてやりました。

そこで、みんな一言づつの感想を聞いて アンケートの記入をお願いし、終了しました。

〇6年生と中1男子 交流後の感想です……………………………………………………………………….

・とても面白い話ばかりで 楽しかったです。いろいろな話があり またそのオチも
ある。
これをきっかけに 笑点とかの話を 聞いてみようと 思いました。
ギャグだったり 結局 こうなるのかっていうオチがあって 楽しかった。
最初は、「つまらないかも・・・」と思っていたけど、今思うと 最初の自分が
間違っていたと思います。

・最初はなかなか出ていけなかったけど、みんなやさしくて、途中から
沢山行くことが できました。

・とても楽しかったです。最初は 江戸小噺のことを何もしらなかったけど
聞いたり話しているうちに どんどん楽しくなって いきました。
江戸小噺や一分線香小噺は 短く覚えやすいので、覚えて使ってみたいです。

・ただお話などを 聞くだけと思っていたけど、色いろ参加するものが ありました。
この授業を通して、笑いを取るのは そんなに簡単なことではないとという事を
知りました。
短かかったので 次は沢山やって もっと笑いを取ってみたいと思いました。

・最初は 自分からは やりずらかったけど、どんどんやっていくうちに、
楽しくなって やりやすくなったので 良かった。
家に帰っても 面白かったので、みんなに やってあげたいと思います。

・笑点を 違った視点で 見れるようにおなったかもしれないです。
あと、こういうのが無意識に 言えるようにしたいです。

・話したり 聞いたり 興味を持った。
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私達にとっても どんどん自分を表現できるように なっていく子ども達の姿は
とてもイキイキしていて 可愛くて 楽しい時間でした。
2人の先生も ばっちり 高座に上がっていただきました。
来年も 呼んでくださ〜い!!