場の温かみ〜江戸小噺の笑いの中で

5月 江戸小噺ボランティアは
10回になりました。
(仕事の用です・・)
何とか 依頼に応えられるのは 仲間のおかげ。
一人ひとりに ありがとうの気持ちです。

江戸小噺の交流会を持つと
会場スタッフさんや利用者さんの声を
聞くことがあります。

先日、一分線香小噺を 全員で声を出して読んだ時
ある高齢者の方が 言いました。

「私は、前にもこの小噺の資料をもらって
毎日家で読んでいるの。
いいわよね〜。
これが 江戸時代に出来たって すごいことですね。」と。

突然の嬉しいびっくりでした。

私達は 「資料は、持ち帰って ご家族お友達や 一人の時も
読んで 楽しんでくださいね。」
と お伝えしています。
このデーサービス施設は、4回目の訪問。

新しいことを生活に取り入れるには きっかけがありますが
こんな風に役立てて 楽しんでいただくことが
まさに 私達の目指すこと。

楽しくなければ その場限りで 捨ててしまうだけの紙ですが
大切にして 活かしていただけば 笑いの宝物にもなります。

これからは こういう方がいることも 紹介したいと思いました。

あとから 担当スタッフさんの声も 届きました。

「今日は 心温まりました。有難うございました。
利用者様の名前を呼んで 和やかに参加していただいたり、
段々と場全体に温かみが感じられて、私自身も温かい気分になりました。
すごいなと思います。

メンバー同士の声の掛け合いも温かいですよね。
とても勉強にもなりました。また是非声をかけさせていただきます。」

目の前の人のために 何ができるか
私自身も 仲間のホスピタリティから 学ぶことがあります。

さて、リハビリ中で 練習会も欠席している Tさんから
電話がありました。
「江戸小噺小唄、あれ いいのが出来たね〜。
僕は、みんなに コピーして 配ってるんだ。」

幸せな笑いのおすそ分けが 簡単にできる 江戸小噺。
今月ボランティアは 明日が最後。
来月も 顏晴ります。