熊本地震で被災された皆様に
心からお見舞い申し上げます。
暮らしの中で がまんや気遣い ご苦労も多いでしょう。
お一人おひとりが 普段の生活に戻ることを 願っています。
NHKを見ていまして
「どうやったら 人のつながりを作れるのか」
それが復興のかぎになる
・・・
その言葉が私の心に残りました。
避難所は、1つの場所に大勢の家族が暮らしています。
何でも見える中で
お互いの理解・尊重とより良い関係性作りが 大切になっています。
初めての人との会話には 「何か」きっかけがあると
言葉をかけやすくなることがあります。
ある日、くまもん登場で 皆さんが笑顔になりました。
くまもんが 笑いのきっかけになりました。
現実を受けとめながら 笑うことも 心を癒します。
昔に目を向けると
わたし達からみると 不便な生活の中で 地震や火事・疫病もあった
江戸時代の人々の暮らしですが
当時 今を楽しむこと・人のつながりを作るのに
江戸小ばなしは とても役立ったと思われます。
江戸庶民は 話し好き 楽しいことを見つけて
みんなで楽しもうという気持ちいっぱい
今熊本県には行けませんが
江戸小噺を一緒に読んで楽しめる資料データを紹介したいと思い
熊本ボランティアセンターへ メールを送りました。
受け取ってくださる方の所に どうぞ届きますように・・。
・・・
笑いの江戸小噺を広げる活動をしながら 2年半がたち
感じる事が いろいろあります。
・小噺は とても楽しくて 簡単で短いですが、
それを 自分が始めようと思うと
初めてのことは 心にブレーキがかかります。
「わたしには ちょっと無理。」
「〇さんは 上手いけど・・。」
・でも。一緒に楽しむ時間を持つと、
それほど きっちりやらなくてもいいこと
正しさを求めないで 自分らしく 言葉で表現する言葉でいいんだと
気持ちのハードルが 低くなっていきます。
楽しさを実感できます。
・短いので 上達が早くて
3回〜5回くらいで 見違えるように変わってきます。
長く続けている鯛員は
間の取り方、声の早さも 丁度よい方へ向っていきます。
・言葉遊びにはまってくると、小噺が だんだん自分流の言葉になって
やる気が上ってきます。
向上心は 素晴らしいと思います。
もっと よりよい小噺を 提供したいという思いが 伝わります。
今年は 内部研修会を2回持つことになりました。
やる気が高まると、小噺でも 長いものに挑戦する鯛員が出てきました。
3分〜5分
人の可能性 暗記力って すごいな〜と思います。
もっと 長いものをやりたくなって 落語を始めた鯛員も 出て来ました。
80代の鯛員も 「小噺は心のビタミン剤」と言いながら 一生懸命です。
・今 鯛員は60名いますので 小噺と自分がどう関わりたいかは
個人差があります。
一生懸命 きちっとやりたい声とは逆に ゆるく気楽に楽しもうよ〜
という声も あります。
そこで 気づいた事があります。
笑いを広げたい・・・そのためには 気楽すぎず、きっちり過ぎず
方向性を どちらにも偏らないで 間・・そこには幅がありますので
毎回、ちょうどいい 間をとりながら
鯛員が苦しくならないように 笑って参加し続けられる環境を
大切にしていこう。
ボランティアの依頼を受けた時には、
イベントに行く場合と 高齢者施設に行く場合に大きく
分けて 話しまとめ鯛では ボランティアに参加する時の原則を決めました。
・気づきの中で
物事には、段階がありますが
特に小噺の場合は はじめの1っ歩を どう紹介していくか
小噺を聞きに集まって下さった皆様と
聞くだけの受け身ではなく 1つ話して一緒に笑う主体性を どう引き出していくのか
それが 1つ課題で
解決の糸口は 言葉であると思います。
地域サロンイベントは、高齢者施設のボランティアとは異なり
お元気で 小噺をしっかり聴いてくださる方が 多く集まります。
期待値も高いと思います。
そのお一人おひとりが 当日使った読む資料を見て 別の誰か一人に教えてあげたら
小噺を楽しんだ人は2倍になります。
笑いも 2倍に広がります。
そんな気持ちを 言葉で どう促していけばいいか。
言葉の伝え方(タイミング・意識・表情すべて)が大切ですが、
今回1つのイベントでは
ハガキ2つ折りサイズの「ポケット小噺」資料を作りました。
ポケットや長財布にも入たり 手帳に挟める大きさで 保存版と明記し
持ち歩いていただければ
小噺を ちょっとの会話の「きっかけ」に使えます。
(写真 ※一分訂正しました。
両面印刷で、15分イベントで使用。)
社会の流れ ボランティアの毎回の状況に合わせながら
1つの方法にこだわらないで 変えながら 前に進んでいきます。
・「今のやり方では そうそう広がらないと思う。」という
ありが鯛 鯛員の声を聞きました。
ということは
今やっていることを 少し改善するか、
新しい取り組みをスタートさせてみる
という チャンス。
そんな事を想いながら 近所を歩いていると、
地域活動をしている男性に ばったり。
「今、地域福祉課と K大学と 地域が連携をもつ
取り組みを模索中・・一緒にできることがあったら、ぜひ・・」
そんな話を 聞きました。
団体の中でのつながりを持ちながら
外部団体や行政とのつながりの中で 何かが生まれてくる
可能性も 感じます。
「大学生さんに 広めたいな〜。」
と 伝えました。
・・
「水から学べ」
という言葉を 聞いた事があります。
水から・・ですが 自ら・・でもあります。
水は、大海に向って 止まることなく 毎日流れ続けます。
流れの途中には 石や岩や 障害物が出て来ます。
でも 水は 石があることを認めて それにしがみつくでもなく
相手(石)を変えようとはしないで
自分は 形を固定しないで 変化を続け 相手に合わせながら
何事があっても 受け入れ 流れて進み
大海に向って 自由自在です。
ゆったりした小川の水の様に 毎日を味わいながら
自由に進もうと思います。
大海に向って。
今日も 楽しく 流れましょう〜♪ 小噺、最幸。感謝いっぱい。