90才を超えても一緒に楽しめる、笑って江戸小噺♪

暑中 お見舞い申し上げます。

さて 地域の高齢者が増えると共に
受け入れ施設や デイサービス等も
目に見えて 増えて来ました。

わが家の近所のある通りでは
3施設 高齢者施設が横に並んでいて
角を曲がると 病院が運営するデイサービス施設があります。

そして 高齢者施設も 通所か居住かによってなど
江戸小ばなしの日に参加してくださるご高齢の方の年齢には
開きがあります。

70代平均くらいのところあり、
中心は 80代平均くらいに感じていますが
中には、90代の方が多い施設まであり 雰囲気も随分変わってきます。
お元気で 素晴らしいです。

職員さんに聞きますと 耳の遠い方、時には少し認知症の傾向がある方が
いらっしゃる場合もあります。
でも、「笑い」ですから 皆さんに楽しんでほしいな〜・一緒に笑いましょう〜と
思いながら
大きな声 はっきりと話すことを心がけたり
小噺も やや短めで、オチがわかりやすいものも
入れるようにも 思っています。

先日、行った施設は 平均が90代を超えると 職員さんに聞いていましたが
200回を超えるボランティアの中で 1番高齢の方が多かった印象が ありました。

55分間の江戸小噺の時間を終えた時、
途中で眠っているように 見られる方も 多い気がしていて
楽しんでもらえたかしら 声が後ろの方まで 聞こえたかしら・・・
そんな事が 気にかかっていました。

この施設には、最近私達の団体に入会して 活動に加わってくれた
和福さん(高座名)という 職員さんがいました。
あとから こんな声が届きました。

『あの後は「ぜひまた来てほしい」というリクエストや、見ていた他の職員からも 
「意外にも〇〇さんがとても笑っていてあんな表情を見たのは初めてだ・・とか、
目が見えない方も聞こえてないのかと思っていたけど「今日は寄席が聞けて楽しかったわ〜」と言われて驚いた。」とか 
あまりイベント事に喜ばない方から、「今日のは面白かったありがとう」と言われましたよ〜 とか、報告をうけました。

夕食時には 記憶のある方からは ありがとうのお言葉。
「あんた〜あんな事するなんて〜」なんて笑っている方。
覚えてないかと思う方からも「今日はありがとう楽しかったよ〜」と言われて ビックリしたり・・・。たくさんのお声かけをもらいました。

今月末に夏祭りがあるので、その時はまたなにか一芸と頼まれています。ひとりでどれだけ出来るか、考えてみたいと思っています。

私自身は 自分の他の面も見て知っていただけたので、同僚とも入居者とも今後コミュニケーションはとりやすく仕事しやすくなる事でしょう。
施設長や上司が忙しくて見てもらえなかったのが 少し残念ですが評判や感想からじわじわと伝わることでしょう。どうもありがとうございました。』(和福さん)

嬉しい感想でした。
笑いは 年齢を選びません。みんな 笑いたい!・・・ですね。

※ これからへの想い

高齢者施設の職員さんが、もしも 3人でチームを組んで
 この小噺を楽しむ時間の持ち方を
身に付けてくれたら どれだけ 福祉コミュニケーションの中に
笑いが広がる事でしょう〜!!
そうなったら いいな〜と思います。

もしも、そんな施設の研修担当の方がいらしたら
いつでも お問いあわせください。

笑いにあふれた空間では、安心しながら 
お互いを認め合える環境作りが 容易です。
受け身ではなくて、90歳の方も参加できる時間を 必ず持っています。

福祉コミュニケーションの基礎と
江戸小噺のプログラムの作り方と実践研修 可能です。

※ コーチング・コミュニケーションの研修講師をしています。
 ご縁がありますように 願って。