秋、小学校PTAと学童保育クラブ主催で
放課後のおまつりに 呼んでいただきました。
私も、事前会議に2度出席をさせていただきましたが、
周到な打ち合わせをして 当日を迎えられたことは
本当に頭が下がります。ありがたいです。

こども達とサポートのお母さん、学童クラブの先生方20名と合わせると
毎年200名に近いと聞いていたので
いろいろ 工夫をしてみました。

当日の流れと様子です。

1、あいさつ 6人で行きました。

 高座名の自己紹介・・たとえば、「天福亭笑英です」「江戸や3休です」
 「むさしの亭もも子です」と名前を聞いただけで、
 こども達は、笑ってくれたのには、びっくりぽん!
 笑いの感度が、大人とは大違いを実感しました。

2、小噺ってなあに?

 人数が多いので、プロジェクターとスクリーンを使いました。
 江戸時代の生活に少し触れて、その中で
 江戸庶民の言葉あそびとして、生活の中で楽しまれていたこと
 さいごに、笑うっていいねの言葉。

3、ペープサートを使った小噺①「きびだんご」

 登場人物は、もも太郎と同じ サル・犬・キジ 鬼 じんべいさん
 きび団子のの前に、ずんだもち、きなこもち、馬も 入ってました。
 ずんださんの創作入り。
 親子200名では、後ろの席では見えないと思われたので
 話しに合わせて、同じ絵を後ろのスクリーンで写し出すように
 しました。 これは上手くいきました。良かった!

4、拍手を入れて、かけ声がオチになる「世界の小噺」
 さぁ、これから 元気に楽しもうね〜という雰囲気づくりの小噺

5、小噺 笑英さん 3休さん

 今、カーモンベイビーアメリカの歌がヒット中ですが 一人が
 高座の上で、「みんな知ってる? カーモンベイビーこばなし!!」
 と言ったら、こども達は 立ちあがって 踊りだしました〜。大喜び。

 大人の常識から見ると、演者に対しても(そんなことやるの?)とか
 こどもたちに(立ちあがったら、だめ)(騒いでどうしましょう)
 という思いが 出てくる方もいるかと思いますが・・・

 <一緒にことばで遊ぶ>自分の表現を楽しむ!という視点でとらえれば
 どちらも あなたらしくてイイネ!〜となります。
 耳で聞いて、すぐに楽しい気持ちになって 踊ってしまう という自己表現。
 ありのままの自分でいたこと。
 こども達の心の柔らかさに 感動がありました。

 授業など、時間の制約や 枠の中で動くことも多いので
 こんな自由な自己表現をすることは 実は、心の成長にも大事だと 思います。

6、資料を読みましょう。

 全員で音読 小ばなしは「ねずみ」

7、(希望者)高座にあがって やってみよう♪

 高座の両側から 順番待ちの列ができて
 マイクを使って 発表をしてもらいました。

 一度に4人、高座に上がれる工夫をして 座布団も用意。
 2人で読む子。ひとりで読む子。いつもよりも、少し多く時間をとりました。

8、小噺クイズにチャレンジ!

 ①おち当て、3択クイズ

 ②フラッシュ小噺・・・これは、パワーポイントをPC操作を使って
 一瞬 5秒ほどで読める小噺を写して、すぐ消すと
 大人は見えていないようでしたが、
 こども達は すぐに答えてくれました。

9、小噺 ももこさん、もみじさん
 ① 鰻の匂い ②寿限無

1時間15分ほどで、終了しました。
少人数では かるた取りも盛り上がりますが、PC活用して
新しい形も加えて、ことば遊び 小噺の交流の時間になりました。
めでたい めでたい。