おかげ様で5周年発表会〜小噺で街に笑い愛を♪

「おかげ様で5周年 発表会」は
怪我もなく、105名のお客様のご来場をいただいて
楽しい笑いの中で終了しました。

三鷹市を中心に、5年で300回以上の依頼をいただいて
地域へ出かけてボランティアを続けている1歩1歩の歩みと
鯛メンバーの知り合いの方の応援に駆けつけてくれたおかげと
びっくりしながら 感謝いっぱいの気持ちになりました。

当日、体調不良で3名が欠席がある中、
80歳以上のメンバー6名は、お元気に高座にあがりました。
すごいことだと思います。
落語の演目を話す時は、少し短く縮めて話しました。

当日のスケジュール
13:30 挨拶
13:40〜 第一部 小噺 出演者と演目

1、むさしの亭もも子 寿限無
2、ナッツン(ICU留学生さん) ねずみ・景気
3、とりあえず亭びいる 小噺あらかると(いつも時事ネタを入れての創作1本)
4、あやかり亭福風 化け物使い
5、椿亭ずんだ やぶ医者
6、ひだまり亭黒平 出任せ ・・・唄もありました!
7、江戸や3休 日本語はむずかしい ・・むずかしいを笑いにまとめた小ネタいろいろ
8、井心亭さるすべり ハンマー ・・・英語小噺もありで

中入り 2:35〜2:45

第2部 14:45〜16:00

 9、連雀亭とく仁 司会役も担当
10、マダム・モップ マダムの創作小噺 ・・・ 最高齢90歳に拍手
11、温温亭ひだまり うなぎ屋
12、チュンチュン亭よう三 しの字きらい
13、網走亭番外 ある酒場で ・・・ 地元の地名がいっぱい出ました
14、花愛家古ねこ 人の口
15、三悠亭笑楽 医者の智恵
16、こんこん亭吉太郎 その手は食わぬ
17、そよ風 泥棒噺jなど3題
18、天福亭笑英 もの言う花

最後まで聞いてくださった方が多くて、ありがたいことです。
出番の順番に 昨年の反省を活かしました。

プロではない、素人ならではの笑いがそこにはあります。
演目は決めていますが、途中で言葉に詰まった時は 一緒にはらはらどきどきしたり
町内の地名が出てきて、うなづきながら聞いたり
お友達の出番で高座に向って声をかけたり、またそれに応えたり
厳しい評価を受けるのではなくて、
皆さんが応援する気持ちでいてくれることが 素人小噺の良さでしょう。

いつも 気楽に楽しい雰囲気を大事にしています。
さて、また1年の始まりです。
楽しいを選んで ちょっとあなたも、日常で話してみませんか?〜♪
…………………………………………………………………………………………………………………………………….

では 笑って小噺 いってみましょう。

泥棒小噺より〜

【ねずみ小僧】

役人「御用御用、これ町人、ただいまここへ鼠小僧という怪盗が来たはず、
 どこへ行ったか知らぬか」
「ハイ、ただいま 1回転宙返りをして
宙を飛ぶように、あちらへ逃げました」

【計画通りには】

泥棒の親分が子分たちを集めて、その夜の仕事の計画について話をしています。
「おい、今夜は江戸一番の呉服屋、越後屋に押し入るぜ」
「へい、へい」
「いいか、店の人間を傷つけると、呉服が汚れて、後で金にならねえから、出て来るやつを片っ端からしばり、
さるぐつわをはめ、柱にくくりつけろ。そのあとで、心おきなく呉服を持ち出すことにする。わかったな」
さて、夜になり、越後屋に押し入った泥棒たち。
「あっ、泥棒!」と出てきた店の奉公人を片っ端から
しばりあげていきますが、江戸一番の大店ですから
次々と奉公人が出てきて、なかなかしばりつくせません。
そのうちに夜が明けて、カラスが
「あほ〜」

【泥棒の集会】 

また 別のある日には
どろぼうたちが集まって、昨日、どろぼうに入って盗んできたお金の
勘定をしています。親分がみんなにたずねます。
「おまえは、いくら盗んできた?」
「あっしは5万円です」
「おいらは、7千円」
「わいは3千8百円やで」
すると、全部で6万と8百円になるな。
でも、ここに5万円しかないじゃないか」
親分はみんなの顔を見まわして、大きな声で言いました。
「気をつけろ。この中にどろぼうがいるぞ」

※出典 こどももおとなも楽しめる 江戸小ばなし フレーベル館

お後がよろしいようで・・・ 笑いある週末をお過ごしください。

今月末頃、次のホンマルラジオ第13回・14回 更新の予定です。