満員御礼 第3回連雀寄席 / 10秒小噺ホンマルラジオ第25回

第3回 連雀寄席を開催しました。
今までにないお楽しみを2つ加え、それもあって大入満員になりました。

出囃子の生演奏が入りました。
弾いてくれたのは、明大津軽三味線サークル響の4名
事前に4曲練習をしてくれました。
曲目は「春は嬉しや」「お兼晒し」「元禄花見踊」「老松」
ありがたい、ありがたい。
音合わせのために、昼前から 来てくれて、
若い力で、紅白の幕の取り付けも 手伝ってくれました。
助かりました。 感謝。感謝。

会場の大会議室 120席ですが
開演の時間には 初めて椅子が足りなくなり、嬉しいやら あわてるやら。
大勢の笑いが 会場に響きました。

演目は以下のとおりです。

第1部 江戸小噺(3分〜6分くらいの長さ)

1)網走亭 番外 「夫婦の揉め事は火種」
2)笑クス亭 乙女 「電車なぞなぞ」 
3)優游亭 兆寿 「たそがれ ほのぼの」
4)マダム・モップ 「雑音」
5)天福亭 笑英 「替え歌小噺」
 前半の5名は、すべて創作でした。

6)温々亭 ひだまり 「動物園」
7)江戸や 3休 「ぼーっと生きてても子は育つ」
8)むさしの亭 のしさむ 「首屋」
9)チュンチュン亭 よう三 「花見酒」
10)そよ風 まゆみ 「与太郎噺 酒の粕」
 後半5名あたりから、落語にある話も加わりました。

特別出演)明大津軽三味線サークル「響」4名
 津軽じょんがら節新設より六段 披露
ちょうどGWの時に、津軽三味線の大会もあり 3つの賞をとったばかり。
20代の若さいっぱい。音も響いて 堂々の演奏でした。

中入り 休憩

第2部 江戸落語(10分くらい)
11)あやかり亭 福風 「桃太郎」
12)むさしの亭 もも子 「時そば」
13)三悠亭 笑樂 「ねこの皿」
14)錦家 もみじ 「看板のビン」
15)こんこん亭 吉太郎 「元犬」 落語を短めのまとめた話が続きました。
 
トリは 特別出演) 落語芸術協会 初の女性真打ち 桂右團治師匠「金明竹」
 早口の妙技に 拍手がわき上がりました。

1時半〜4時まで 長い時間でしたが
ご来場のお客様 ゲストの皆さま 小噺を披露してくれたお仲間が
同じ時間を楽しめた すてきな会になりました。ありがたい。ありがたい。

そして 嬉しいことに、聞きに来てくださった鯛員の息子さんが入会されました。
またボランティア活動を続けながら、次は、11月の発表会へ向けて
楽しく歩みます。

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【お知らせ】

インターネットラジオは、クリックしていつでも聞けます。
「そよ風の笑いはここから 10秒小噺を話そう♪」
25回目がリリースされました。

ゲストには、歴史芸人カクヒコさんと川柳作家りのんぱさんが 来てくださいました。
異色のコラボが、楽しい江戸トークを広げてくれます。

番組ページはこちらへ
第25回 http://honmaru-radio.com/takano_mayumi0025/

前回から下の方に、創作小噺の投稿フォームを作ってみました。
初回からの分も、すきな時に繰り返し 聞けます。
http://honmaru-radio.com/category/takano_mayumi/

よろしかったら お時間ある時に聞いてみてください。
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では、小噺をどうぞ

【豊年】

「今年は稲の出来がよく、豊年でござります。
 さぞかし米が安くなりましょう」
「そんなことは、昔から知れている」
「左様でござりますか、どのように知れていますか」
「当たり米(まい)というている」

【にしん】

「にしんというのは、大きな魚ですが、いくつに切るのがたべよいでしょうか」
「そんなことは決まっている、二四が八切よ」

【失言】

「富士は日本一の名山である、というが、登ってみると岩ばかりで、
 とんと美しさはない。」
「そのようでございます。お宅のおかみさんも遠くから見ますと、町1番の美人
 でござりますが、そばへ来たときを見ますと、ホイこれは失礼」

 ※「いろはに お江戸小咄づくし」 宮尾しげを著 文元社より

お後がよろしいようで・・