ふざけている時の表現、子どもの身体からサイン/笑って小噺

こんにちは。
最近 知人が
興味深い話をしていました。

自分をどう見せている?という話題

だれでも ちょっとふざけたい時って あります。
どんな自分の表現をしていますか 人によって ずい分、違うようです。

その時 出てきた話は

男性Aさんは、イケメンが言いそうな言葉を 真似して
女性相手に そんな言葉をかけて ふざけて喜ぶ。

男性Bさんは、神になったつもりで
女性に「えんらばらばら」と あがめられるような仕草をされて 嬉しそう。

男性Cさんは、A首相のように
珈琲を飲みながら 部屋でくつろぐ姿を真似してご満悦。

タイプが違う3人です。
Aさんは、Bさん、Cさんのようなことは 絶対やらないよね、
という話になりました。う〜ん、確かに。 Bさん、Cさんも 同じ。

たかが ちょっとおふざけ。されど おふざけ。
その人が心の奥底で どんな自分を見ているのか
大げさに言えば 何に価値を置いているのか どんな願望を持っているのか
その人らしさが出ているな〜と感じたのでした。

人をよく観察してみる
相手をよく知ることに つながりますから、
コミュニケーションを取っていくうえでは とても大切です。

そして、もう1つ想像してみたいことは
自分は 普段から、どんな風にふざけているだろう?

よくふざけた事を言っている人もいるでしょうし、
ほとんど ふざけない人も いるでしょう。

「どうして?」
何気ないささいな事にも ちゃんと理由があります。
思いを巡らしてみると そこに 気づきが生まれます。

自分を深く知るほど、自己理解が深まります。
いろいろな自分の一面を知るほど、自分の気持ちを大切にできますし、
他者への理解も より深めて察することが出来るようになります。

一方で、子ども達はよく ふざけます。
ある意味、それが遊びにもなっています。
こども達は 言葉にならない気持ちも 身体で表現しています。

毎日、心を向けて見てあげて 察してあげようと思うことで
大人が それに気づいてあげることが 可能になります。

今週から学校が始まりましたね。長く休んでいた子どもたち。
NHKあさイチでは、こんな話題を取り上げて いました。

「見逃すな!子どもからのSOS」として 5つ あげられていました。

・朝起きてこない
・頭痛や腹痛を訴える
・食欲がない
・勉強が手につかない
・感染を 過度に恐れている

次に、解決法として 子どもの異変を感じたら
・注意より雑談
・たまには放っておく
・親が開き直る

があげられていました。

子ども達が学校へ行くことはきっと嬉しいことでしょう。
でも 心には 別のいろいろな気持ちがあって、
感染への怖さを感じていたり、
時間差で、仲良しの友達とは遊べなくて がっかりしていたり
先生からの 注意事項が多くて、ぴりぴりしたり

心の中はストレスと不安で 大きく揺れ動いています。

そんな自分を いろいろに身体でも表現しています。
態度や言葉から SOSが出ていることに 気づいてあげて
その気持ちに ×をしないで
寄り添ってあげる ほっとできる時間を持ってあげる
大人の存在が 大切です。
それが、人を思いやるということですから。

江戸時代までは みんなで1人のこども(あるいは大人)を
思いやってあげる環境が ありました。
だから 貧しい暮らしでも みんなが笑顔だったそうです。

気持ちの分かち合い 支え合いがありました。
そんな分かち合いの心を広げるために
ことば遊び 江戸小噺を活用したい・・・と思いついたのが
江戸小噺の活動なんです。

江戸小噺は手段で、目的は「江戸小噺の心」を広げること
そうすれば 言葉でみんなが幸せになれると 確信したから。

令和の子ども達の元気が戻ってくることを 願っています。

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 ★ホンマルラジオ番組「「そよ風の笑いはここから〜10秒小噺を話そう」
 第4回目 ゲストは、江戸小噺笑い広げ鯛から
 天福亭笑英さんと むさしの亭ももこさんです。
 
 ベテランお二人の小噺 どうぞお楽しみに〜♪
 
 http://honmaru-radio.com/takano_mayumi0004/
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では、小噺をどうぞ♪
 ぜひ、言葉の分かち合いから、江戸小噺の「心」を広げましょう。ご一緒に♪

さるすべりさんの日常小噺
今日家内とウォーキングした時の会話です。
「おい、これは何という花なんだ」
「しらん」
「なんだ、しらんのか」
「しっとるよ」
「じゃなんという花じゃ」
「しらん」
「しっとる言うたじゃないか」
「だからしらん(紫蘭)というたじゃないの」

※オチになっている!っと気づけると、楽しくなってきます。(^^)/

これと似たオチで、専用のノートも作って創作小噺を作った 下町育ちのおばあちゃんがいます。

小噺
ある夫婦の会話は いつも「おい」で始まります。
「おい、お茶」
「おい、新聞取って」
ある日、玄関に誰かがやってきましたので
おばあさんは、見に行きました。
「おい、誰が来てるんだ?」
おじいさんが 尋ねると、おばあさんは
「おい(甥)」

言葉だけで遊べるって、幸せなことだと思います。
笑う門には福来る!生活の中に笑いを!

お後がよろしいようで。