ふと、思ったこと。〈N.M〉
私たちの団体は、いわゆる「中間支援」組織で、他のＮＰＯの活動や運営が
より円滑に、活発に、充実して進んでいくように、いろいろなサポートをする
団体です。
サポートにはいろいろな種類のものがあるのですが、その中で、行政との
橋渡し、というのも大事な役割の一つと思っています。
行政は、法規にのっとって公平・平等に市民に対応して行くわけですが、
その「法規にのっとって」というところが時にわかりにくいこともあるのかも
しれません。
端的に言えば、解釈・運用の問題。担当者が替わっても、同じ法規に則している
以上、同じ対応がなされるのが原則ですが、市民活動の側から言えば、
担当者が替わったのを機として、いろいろと説明して理解してもらわなくては
いけない、というストレスを感じたりすることもあるように思います。
組織を強くするために乗り越えなくてはいけない課題の一つ、とポジティブに
とらえることも出来るかもしれませんが、それをそっと支える、それも一つの橋渡し、
中間支援の方策になるのかな、と感じました。
もちろん、分かり合うために努力が必要なのは市民の側だけではありませんが。
具体的ではないですが、ふとそんなことを思いました。
N.M.