名古屋視察研修報告

1月27日はスタッフ4人と理事長とで名古屋へ研修に行きました。
「あいち協働ルールブック2004」発行に携わった市民フォーラム21・NPOセンターにお邪魔して、ルールブックを作る上での経緯や戦略など、具体的なお話しをしていただきました。
「あいち協働ルールブック」とは行政とNPOが協働していく際に双方が守るべき事項を定めたもので、現在愛知県内の他の自治体にも広がっています。

事務所移転に伴う改装中でお忙しい中にも関わらず、スタッフの方がていねいに対応してくださいました(%ニコ女%)

事務局長の藤岡喜美子さんは、イギリスと比較した日本のサードセクターの在り方から、協働でつくったルールを「事実上に標準」としていくための具体策まで、わかりやすくお話ししてくださいました。「!」だらけで、メモが追いつかないほどでした(%ショック男%)

ここでいくつかを挙げると…
○目指すべき自治体像をまず行政と共有すること
○NPOへの委託を、下請けではなく、新たな公共サービス開発に関わるチャンスにする
○ルールをつくるだけではなく、意識改革や人育ても継続的に行う
○協働のルールは、P(企画立案)、D(実施)、C(評価)、A(改善)それぞれの過程で
 定める
 …等々。

この視察でいただいたヒントを生かして、箕面でも行政とNPOが相乗的に協力できる基盤づくりをしていきます。NPO関係者の方も、行政の方も、この動きに是非とも加わっていただきたいと思います。

市民フォーラム21・NPOセンターの皆様、お世話になりました!

こぼれ話
視察後に名古屋名物味噌煮込みうどんのおいしかったこと!