市民社会講座の後は、トーク交流会「若者が変えるまちの風景」を実施しました。
講師はからほりまちアート副実行委員長、2畳大学学長の梅山晃佑さん。
参加者自己紹介の後、大阪市内の空堀商店街での取り組み、また、梅山さんご自身の自宅の2畳のスペースを開放して行っている2畳大学についてお話いただきました。
からほりまちアートとは、現在でも昔ながらのまち並みが残されている空堀界隈の長屋や石畳の路地など、まちの様々なスペースに、公募によるアーティストの作品を展示するイベントで、アートを楽しんでいただけるだけでなく、空堀界隈の風情ある町並みを散策していただけるイベントです。毎年2日間行われていましたが、残念ながら今年度で休止だそうです。
お話を聞いていて印象的だったのでは、このイベントは、いわゆる「まちおこし」ではなく、「自分たちがこのまちが好きなので、このまちを使って楽しもう」というスタンスなのだということ。
一方、2畳大学というのもユニークで、前述のとおり、空堀商店街の路地裏にあるご自宅のスペースを開放して行われている、遊びのような、学びの場。講義プログラムも、教材も、講師も用意されているわけではなく、「学びたい!」と思った人が主体となって創っていく場です。私もお邪魔したことがありますが、何とも不思議な空間です。
梅山さんのお話を聞いて質疑応答の後は、レイアウトを変えて交流会。参加者どうし、軽食を食べながらつながりを作っていました。これまでとは違う参加者層だったので、私自身いろいろなお話をきくことができました。
ここから、新しいまちづくりの芽が育っていくといいですね(%ニコ男%)