マツキです。今日はNPOのための企画&事業立ち上げ講座「新しいコトやってみよう!成功する企画のコツ教えます」
を実施しました。
参加者は20名。これから立ち上げ予定の方から、新プロジェクトを考えているベテランNPOの方まで様々でした。
講師はMブリッジ理事長 米山哲司さん。三重県松阪市でユニークなまちづくりやソーシャルビジネスに取り組んでおられます。
最初に米山さんから、アイディアを出すということについての基本的なレクチャーを受けた後、
アイディア出しの練習をしました。自分の得意なこと「○○」を書いたあと、それに「喫茶」を組み合わせると、ユニークなカフェのヒントが続々と。自分の得意なことと、グループの他のメンバーの得意なことを組み合わせたり、さらにそれをまちの課題や資源と掛け合わせると、コミュニティビジネスのアイディアが湧いてきます。
のってきたところで「ブレインライティングシート」を使って、チームでアイディアを出す手法を学びました。
チームごとにひとつのテーマを決めて(「暖房費を10%減らすには?」「自転車事故を減らすには?」等)、それに対してのアイディアをどんどん書き込んでいきます。人数分のシートを順番に回していくと、そのためのアイディアが次々に出ます。このやり方のいいところは、メンバー間のパワーバランスを気にしなくてもいいし、黙々とやるので、引っ込み思案な人も参加できることです。そして出てきた無数のアイディアの中から、一番いいと思うものにそれぞれが印をして、一番支持された案を選べます。切り取って整理しておけば、時間が経ってからまたアイディアのストックとして使えます。
その後は、コミュニティビジネスの基礎知識と、松阪で行われている「ブンカの交流館」事業の紹介をしてくださいました。空き店舗の多い駅前商店街のスペースを利用した、市民が特技を持ち寄るまちづくりカルチャーセンターです。カルチャーセンターの生徒が商店街で買い物をしたり、学んだことを商店街のお祭りで披露することによって、まちづくり的にもプラスの効果が生まれます。市民講師が主体となって価格設定や集客をし、中小企業診断士のアドバイスも受けながら力をつけた講師は、地域で創業までするそうです。
アイディアの出し方から、それを事業としてカタチにするまでのイメージを得て、参加者はとても満足しておられました。「早速団体内でアイディア出し会議するわ〜」という方も。
きっと箕面でもワクワクするようなプロジェクトがどんどん立ち上がってくるでしょう(%ニヤ男%)
講座の後は、近くのレストランで米山さんを交えて懇親会。お互いの地域の事業や人材育成のことなど、さらにいろいろとお話をお聞きしました。他の地域で頑張っておられるNPOの方とお話をするのは、とても刺激になります!今後も松阪から目が離せません(%怒る男%)
箕面でもまだまだやれることがいっぱいあるなと思えた1日でした。
(%緑点%)参加者アンケートより
・自分のやりたいことを勇気を持ってやるという気持ちになった。
・今後の団体展開について、とても良いアイディアが湧き出てきました。やってみます。またわからないところがあったら…教えて下さい。
・三重での実例が聞けて良かった。
・自分の中のアイディアをまとめるのに方法などを教えていただき、早速使わせていただこうと思います。