(%CD%)みのお市民人権フォーラムが12月7日と8日の2日間にわたり開催されました。
初日の全体会はグリーンホールで、作家の重松清さんの講演会が行われました。
価値観が多様化した今だからこそ「誰かに決めてもらえばいい」ではなく、自分で迷って選ぶことの大切さ、そして他者と折り合いをつける対話の大切さについて話してくださいました。
(%笑う男%)重松さんのお話で心に残った言葉がたくさんあります。
「災害の後の瓦礫という言葉を簡単に口にするが、それは被災された人にとって、我が家であり、亡くなった方の遺品でもあるという想像力を働かさなければならない」
「家屋の全壊と流出の違い」全壊は遺品を捜すことも出来るが、あとかたもなく流された流出には何も残されていない。その違いを想像して欲しい」
これらの言葉を聞いて、災害について、色々見聞きしているつもりでも、ちゃんと向き合っていなかった自分に気づかされました。
(%ハート%)身近にありながら、気づいていない人権問題。
5時から行われた分科会では、部落、在日、障害者など、当事者の方のお話を聞かせていただきました。
様々な差別を受け、苦しみながら乗り越えてきたみなさんのお話には強い説得力があり、2時間は短すぎると感じました。