今日は、市民社会講座「まちとビジネスのイイ関係」を実施しました。
地域課題解決や市民社会の担い手として、地域でお商売をされている方にスポットをあてたこの講座。
ゲストは、
・岡山栄子さん(有限会社re・make代表取締役)
・永田千砂さん(「障害者とともに」を考える企画グループ ちまちま工房代表)
のお2人です。
岡山さんは、捨てられるはずだった箕面の柚子の皮をうまく活用したり、大学とも連携して商品を開発するなど、地域資源やネットワークを活かしてビジネスを展開していらっしゃいました。また、障害者のスタッフの方が、そこで働くようになってからの変化などもお話してくださいました。大変なご苦労もあったと思いますが、それを感じさせないくらい、楽しいお話でした。
永田さんは、箕面市での障害者就労の歴史や、ご自身が1人で立上げ、その後仲間が少しづつ増えていった経緯からお話してくださいました。働きづらさを抱えていても、共に働くことを通じて自信を取り戻していったお仲間のこと、廃業を考えていたお豆腐屋さんから徐々に仕事を任されていったエピソードなど、じんわり心温まるものがありました。
終盤は、参加者どうしのグループワークで、地域での「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」のビジネスのあり方について、ディスカッションをしました。正当な対価、持続性、知恵を持ち寄ること、ファンづくり、商品自体の訴求力・・・等、いろいろな視点からの意見交換がなされていました。
「まちとビジネスのイイ関係」、こういったテーマで地域のお店の方の想いを聴いたり、関心を寄せる市民どうしがつながり、三方よしの商売を地域に拡げていく、そんな機会をこれからも創っていきたいと思います。
【参加者の声】
●箕面のいい商品や情報を知れました!
●お話とてもおもしろかったです。そして、志と明るさが魅力的でした。
●いろんな人の話が聞けた点、特に収益の話。
●いろんな発見もあり、自分のやりたい事へのモチベーションが上がりました。
●グループディスカッションは、はじめてでしたが楽しかったです
●自分の活動ももっと広げていかなければな、と思いました。
●もう少しお2人のお話しをききたかった気もします