5月24日の総会の後は、記念講演会でした。
「NPO中間支援のこれから〜地域課題の“見える化”と地域パワーの巻き込み」と題し、
(特活)岡山NPOセンター副代表理事/事業統括長)の石原達也さんを講師にお招きしました。
冒頭は、当会の牧野事務局次長より、箕面市市民活動実態調査の中間報告を実施しました。箕面の市民活動団体の財政規模や活動スタイル、課題に感じていること等をアンケート集計をもとに紹介しました。
その後は、石原さんの講演です。岡山NPOセンターが、どういった想いと戦略を持って地域と関わっているのか、様々な事業例をもとにお話しくださいました。市民、企業、行政、学校、NPO等と連携することでより大きな成果をあげている様子がうかがえました。
一方で、地域の課題についても、しっかり調べ、当事者の声を聴き、整理している様子が見て取れました。課題をしっかり把握しているからこそ、他機関への提案の説得力が増し、結果として連携の幅が広がっているのではないかと思います。
一足飛びに岡山のようには行かないかもしれませんが、箕面でも、地域課題を見える化することによって市民参加をさらに広めていきたいと思います。
≪参加者アンケートより≫
●調査をすることの意味など、目的に対しての取り組みの必要性を感じました。
●企業の指標を取りいれるというアイディアや、現在携わっている業務と重なる内容が多かった。
●地域成功例と認識する。地域パワー巻き込み策(の話が役に立った)