「それでも脳は学習している」の発売

医師であり、重い高次脳機能障害者でもあった山田規畝子さんが自らの体験を通じた社会復帰までの過程を記録した「壊れた脳 生存する知」を著しテレビドラマにもなりましたが、2月にエッセイ集を発売されました。

☆著 者 : 山田規畝子
☆サイズ : 四六判 222頁
☆発 行 : 講談社 2007/02/22発行
☆定 価 : 1,575円(税抜き1,500円)
ISBN:978-4-06-213859-8

☆内容紹介
瀕死の出血から5年。息子との暮らしの一日一日がリハビリの日々。まだ、左半身に力が入らないし、意識しないと左側に注意もいかないのですが、そのほかの後遺症はかなり軽くなっています。壊れた脳でも、毎日学習していく実感が、いまだあります。高次脳機能障害と診断されて以来、どう暮らせばいいかと模索する中で、あれほど苦しんだ記憶障害、視覚失認も、そのほかの後遺症も自分の一部と受け入れることで、それなりに生きる術を学んでいったように思います。——<本文より抜粋>
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