国が高次脳機能障害の実態調査

今日の朝日新聞の夕刊(6月4日)に<脳損傷で記憶・注意力低下 「見えぬ障害」支援へ調査>のタイトルの記事が出ています。

 新しい「診断基準」に基づいた新規患者数や回復状況の追跡調査を福岡県内の高次脳機能障害に関連する全病院で行い 支援体制づくりにつなげる考え とのことです。

 でも、NPO法人日本脳外傷友の会会長の東川悦子さんが言っているように、「調査で実態把握が進み、支援が進むようになってほしい」と思う反面、「追跡調査の期間が1年間では短すぎる。最低でも5年間は調査しないと、支援からこぼれ落ちている実態は把握できない。」ですよねえ。