ホールでの大会などと並行して、ホワイエでは各地域家族会のポスターや作業所での製品も展示されました。
午後からは、研修室で「高次脳機能障がい者の交流&ワークショップ」とホールで「支えて、支えられて、私たちの力(第2部)」が行われました。
第2部は、厚生労働省武田牧子専門官の「ひろげよう 地域に根ざした、支え合いの輪」と題した基調講演が行われました。
引き続き、阿部順子先生の司会のより「高次脳機能障害者と家族の自立支援」をテーマに5人のシンポジストによる各地域の様子が紹介されました。
北海道「コロポックル」の中野さんから、広大な北海道での支部を創りながらの家族会や全国初の作業所・女性専用の作業所の話などをしていただきました。
岩手「イーハトーヴ」の堀間さんは、民間資金を活用しながら作業所を運営し始めた様子を話してくれました。
横浜市「すてっぷなな」の野々垣さんからは、地域で応援してくれる人達とのネットを上手に利用している様子や作業所での作業内容を話してくれました。
愛知県豊橋市の「笑い太鼓」の加藤さんは、今年から多機能型施設(生活介護、就労支援(B)、就労移行)に移行した現在の様子などを話してくれました。
岡山「モモ」の清水さんから、今年5月参加したオーストラリア クイーンズランド州研修旅行での講義概要や視察先の脳損傷ケアシステムについて話してくれました。
シンポジュウムは時間が足りなくほとんど討論時間がなくなってしまいしたが、各地域での家族会の様子が良く理解できました。
大会は、アピールの採択(アピール文は添付PDF)の後、来年開催地の広島県「脳外傷友の会 広島シェイキング・ハンズ」の浜田さんの「また来年再会したい。きんさいひろしま」の挨拶で終わりました。
楽しく有意義な2日を過ごさせていただいた実行委員会の皆様、イーハートーヴの皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。