後天性脳損傷の子どもたちを支援するセミナー

11月24日に行われた、ヤマト福祉財団助成事業 日本脳外傷友の会主催、アトムの会・ハイリハキッズ共催の「後天性脳損傷の子どもを支援するシンポジュウム」〜小児高次脳機能障害の社会環境を考える〜は、おかげさまで大成功に無事終了いたしました。(日本脳外傷友の会メールから抜粋)
 会場には全国各地からお父さん、お母さんが少しでも情報を得ようと集まり、会場の「はまぎんホールVIAMARE]は、定員512席の会場ですが、満員、立ち見が出るほどでした。
 初めての挑戦でしたが、事故もなく円滑にスケージュウルをこなすことができました。アトムの会・ハイリハキッズの皆様をはじめ、ご協力いいただいたナナの会、千葉リハ、日本歯科大学、神奈川工科大学、関東学院、神奈川リハ などなど ボランテアいただいたたくさんの関係者の方々に御礼申し上げます。

☆「後天性脳損傷の子どもたちを支援するセミナー」 
〜小児高次脳機能障害の社会環境を考える〜
☆ 日 時 : 平成20年11月24日(月) 13:00〜(開場12:30)
☆ 会 場 : はまぎんホール ヴィアマーレ
(第一部)「聞いて下さい、私たちの声を」
(第二部)「小児高次脳機能障害の支援パネルデスカッション」

 第一部の「聞いて下さい私たちの声を」は、各地の皆さんの生の声で現状を語っていただく というものでしたが、司会者のお子さんの登場で子供の問題を論じる場という雰囲気作りに大きなインパクトもありました。当事者の高校生加藤あゆみさんの発表も小さな体にあふれるほどの前向きな生き方をしておられることが会場の共感を呼びました。
 親御さんたちの時折、涙が溢れそうになるつらい体験の発表も、同じような体験をされておられるのか会場内ではうなずきながら聞いておられる方が多くみられました。

第2部は、たくさんの内容を短時間にお話いただく、演者の先生方には過酷な時間になってしまいましたが、中島恵子先生の歯切れのよい、お話で、うまくおまとめいただき、診断のできる医療関係者の育成、教育現場での理解啓発、人材の育成が必須という問題提起が見事になされたと思います。

参会された皆様からは、次々と「とてもよかった」というご挨拶をいただいております。
簡単なアンケートも161枚回収され、そのうち1枚以外は「よかった」という評価をいただいています。運営面では、「託児をやっていただいてよかった」「道案内などがわかりやすかった」など。

さて、当日の資料集はこれまた大変好評です。1部500円ですが、送料着払いでお受けいたしますので、ご希望の会はお早くお申し込み下さい。増刷をいたします。(コロポックルにも取り寄せてありますので連絡ください)