09年の脳外傷リハビリテーション講習会は、11月7日北大学術交流会館で開かれました。
北大リハビリテーション科の生駒憲一教授の開会挨拶で始まり、
道庁障害者保健福祉課から道の支援次行の方向性について、千歳保健所から地域の事情に即した支援体制を作るまでの懸命な取り組みの様子が語られました。
休憩を挟んで、Reらぶ家族会代表から息子さんの辛い体験をお話しくださり、「家族会に出会えたことで様々な支援をしり、支援を受けながらいきいきと生きる」と晴れ晴れとした表情で語っていました。
長野県の滋泉会相澤病院の原寛美リハセンター長は、「急性期にキチンと診る。慢性になってしまうと情報が途絶えてしまう」「過小診断がないように!と強い口調で仰っていました。検査についてもかなり具体的に説明され、「見えない障害を明らかにする」というお話や初期対応の重要性についてのお話しには、「そうそう!」と思わず言葉が出てしまいました。
リハビリテーション講習会も回を重ね一時期より参加者が少ないように感じられますが、毎年医療も福祉も進歩していますので、参加することで新しいお話しが聞けます。