朝日新聞厚生文化事業団では、一般市民を対象にした講演会 「高次脳機能障害を理解する〜私たちにできること」 を2月23日に東京で開催しました。
当日700名の会場は満席、400人位が参加を断られたそうです。
まず、中島恵子先生の歯切れのよい、わかりやすい「脳の働き」についてのガイダンスから始まり堺脳損傷協会納谷敦夫先生の精神科医として、また事故にあわれたご子息の親としての立場からの心情あふれる体験発表、海外事情の収集、現在の堺での活動のご報告がありました。
映画「ガチボーイ」の監督西田さんと厚生文化事業団の中村茂高さん[この催の企画
者ですが]の対談。 そのプロモーションビデオを見る石井雅史さんのコメント映像が紹介され、会場に高次脳機能障害が映画の中のお話ではないことが伝わっていきます。
そして最後が石井雅史さんと主治医であった橋本圭司先生との対談。
「見えない障害」とはどう言うことで有るか、それを克服するのに本人がどのような葛藤を抱えていたか、その支えとなった家族はどう対応したか、そして今また新しいチャレンジにどう向き合っているかが、語られていきました。
また、2月28日(日)には、大阪でも開かれました。