脳外傷友の会の 第10回全国体会が6月25日・26日 奈良県で開かれました。
25日はホテル日航奈良で、全国の仲間が集まっての交流会でした。
全国各地の仲間が、食事をしながら各地の方々と情報交換などを行っていました。
26日は奈良市登大路町の県立文化会館で全国大会が開かれ、600名の参加者が集まりました。
4人の当事者に活動奨励賞が送られた後、「日本脳外傷友の会10周年記念事業」の報告、神奈川リハビリセンター病院大橋正洋氏の座長のもとで、厚生労働省保健福祉部企画課の「今後の取り組みについて」講演、国立障害者リハビリテーションセンター学院長の中島八十一の「高次脳機能障害支援の発展」が講演されました。
又、ボランテアの方が ”高次脳機能障害者の交流&ワークショップ” として、金魚すくいや音楽療法などをおこなっていただきました。
午後から、「高次脳機能障害者の生活支援自立にチャレンド」の講演が阿部順子先生により行われ、小川喜道先生が「高次脳機能障害者の生活支援 海外の事例を元に我国の制度を検討の必要がある 旨を述べていただきました。
その後、「体験から学ぶこと」 と題したシンポジュウムが開かれ、当事者と家族の発表には並々ならぬ努力がみえて、胸が熱なるものありました。
最後に、大会アピール文を採択した後、今大会を運営してくださった「あすか」会員の皆様と平城遷都1300年祭のマスコットも参加して歌を披露し、会場の皆様も参加して盛上がり、大会を終了しました。