今年は宝塚NPOセンターでイベントがありました.
参加者それぞれに1月17日が特別であり.
皆さん,少なからずあの日からの生き方や考え方が変わったのではないかと.
当時,僕は大学3回生で,明石海峡大橋が見える神戸の垂水と舞子の間に住んでいました.
今日,宝塚NPOCに集まった方の中では最も震源地に近い所に住んでいたわけで.
でも,震災との心の?距離は遠い...(%ショボ男%)
特に大きな被害はなく,友達や後輩も無事で.
火事が落ち着いた数日後,連れの車で大阪まで出て,そこから実家の福井へ.
ライフラインが復活した後に,神戸へ戻り,大学生活へ.
なので,仮設の苦労も知らないし,倒壊した街並みの中で暮らしていたわけではない.
個人的に震災という言葉と深くかかわるようになったのは,「震災復興」という流れの中で,NPOやコミュニティ・ビジネスがその担い手として注目され,震災を機に組織化されたNPO法人のリーダー層との接点ができてから.
だけど,14年前のあの瞬間,確かに神戸で体感したわけですよ...
そして,震災復興の流れの中で,宝塚NPOセンターなどのNPOの基盤ができたのも事実.
もし神戸で震災にあっていなければ,今,NPOという世界で生きていないと思う.
でも,震災ボランティアからNPOに目覚めたわけではない.
一方で,震災が無かったら,兵庫県のNPOの基盤は,今に比べてはるかに低い水準だった可能性が高い.
そうなると,そもそもNPOを生業にできないわけで,今,何をしていたんだろう??
などなど,ぐるぐると考えてしまった...(%痛い男%)
そして,ついつい,
「さあNPOや,コミュニティ・ビジネスや!!」
という勢いというか,まだ見たことも無い何かへの期待・高揚感というか,言葉では表せないエネルギーが,NPOという言葉が根付き始めた当時には,確かにありました.
当時を知る人は減ったけれど,1歩1歩,前に進んでいく実感・達成感がありました.
充実した時間がね(%ニコ男%)