NPOとは何か?

社会に選択肢を増やすこと

市場経済の枠・土俵の外で,如何に存在感を示せるかが,社会に必要とされるNPO
と不要なNPOの分かれ目です.

基本&大前提は,市場経済の論理に影響されてはだめ.

では,市場経済の支配下にあるか,
それとも,社会的必要に期待されている・求められているか,

その分かれ目はどこで分かるのか?

答えは簡単です.

市場経済の支配下にある場合,あなたがいなくなっても,代わりの人やNPO,状況によっては企業が,あなたが提供していたサービスを提供するようになります.

他方,社会的必要に期待されている・求められている場合,あなたの代わりはいません.
あなたがいなくなれば,そのサービス・社会的課題・困っている人は,放置され穴あき状態になります.

もう1つ,違う切り口から.

「私は年収150万円です.子どもと2人暮らしです.頼れる家族はいません」
この種の社会的必要に応えられるか?

応えられる事業スキームであれば,NPOです.

応えられないなら,市場経済(一般ビジネス)のニッチビジネスです.

NPOで働くということは,オリジナルを表現できるかどうかにかかっています.

特に若い世代の方,オリジナルを表現できないのであれば,企業や行政に就職し
た方が合理的です.

それでは,オリジナルを表現できる人って,どのような人なのか.

これが意外と実践するには難しいようです.

最低限必要な条件は,NPOで働く自分が好きかどうか,楽しいかどうかです.

そして,その仕事が,社会的必要に期待されている・求められているかどうか.

常に社会的必要から聞く耳を持って,自分が信じる未来へ前向きに創造して進んでいけるかどうか.

新しい仕組みやサービスを創造していくだけです.