歴史上,盗賊・夜盗に類する者が天下をとっても,すぐにそれ以上の魅力・大義・武力を持った者に制圧されてきた.
盗賊・夜盗である,ということが格好の大義になって,次の者に討たれもした.
その遥か上のレベルでも,信長でさえ光秀に討たれたわけだ.
天下布武でさえも,異なるベクトルの武によって討たれたわけだ.
その光秀は,3日天下の代名詞となるくらいあっさり秀吉の武に討たれた.
そして家康の武により秀吉(豊臣家)も討たれ,明治維新では徳川も討たれた.
「武」って,一面ではソーシャルイノベーションの担い手だったわけだ.
さて,歴史上,ほんの一瞬の蓄積しかない近代民主主義に,浄化作用ってあるのか??
自由市場か?
狭い世界で我が物顔だった商品は,iPhoneやfacebookに一掃されるだろう.
力関係を一瞬に一変させる新商品が浄化の源といえるだろう.
信長の時代の鉄砲もそれだし.
ただ,自由市場も機能せず,競争も排除され,盗賊・夜盗が我が物顔の領域って,けっこう身近にある.
現在の社会制度では,一地方,一業界の盗賊であっても,結局は,日本国の富を浪費している.
富が増えていくならば管理者といえなくもないが,富が減っていくのを加速するのは盗賊・夜盗と一緒だ.
それも,ハイエナの後に来る,ハエみたいなもんだ.
3代目が潰す会社も一緒か.
イノベーションや創業の真意は分からず,ただ資産を食い潰すだけの存在.
ハエを一掃する方法ってあるのか?