オチとしては,国家公務員の定年延長が先送りになり,公務員サイドの黒川氏の自滅で,廃案になる可能性も出てきたということかな.
国家公務員の定年延長でだれが得をするか?
それは,国家公務員で,それゆえ,いわゆる官僚層は政権に協力的になる.歴代の政権も,官僚が政権運営に協力的になるわけで,法整備へ協力する.
米国のように政権交代で官僚上層部の総入替が無いため,検事長人事は,官僚サイドの出世争いに生き残っている中から選ぶしかない.生き残っている人は,いわゆる”何人にもかえられない”レベルと思われる.
その中から,政権と調和できる人を指名するのは当然のこと.
結果として,国家公務員一括で国会に法案提出していたことが現政権のファインプレー(^^)
新型コロナウィルスの対策に集中するという大義もたつし,
現政権と次の政権の間くらいは,先送りしてほしい.
野党は,国家公務員削減,国家予算改革を掲げて選挙に挑むしかなく,撒餌にして猛反対したこの法案を採択することは,さすがにできないだろう.
一国民にとっては,このまま廃案になる,というオチが,最も望ましい.
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020041702000127.html