あて逃げ事故と保険屋の闇

あて逃げ事故など,当方0 vs 相手・犯人100の事故の場合,
保険制度の闇がある.

この池袋の事故を引用するのは,ある意味ズルく,誇張する行為だと認識しているが,敢えて.

保険会社は保険金を払いたくない,という態度が,被害者への謝罪や道義的な罪悪感よりも,優先する.

顧問弁護士の年間顧問料は変わらない(または保険金支払いの減額分が弁護士報酬よりも多くなれば得する)ので,下請クズ弁護士が道義や社会常識や犯罪意識を無視して,能力を示そうとする.

能力とは保険金支払いを値切ること.

結果,社会常識では唖然とする言い訳をみつけてくる.

この池袋の事故の報道では,90歳運転手が悪者にされたが,
保険会社は,事故の補償に関する交渉は一任してください,と言い,
クズ顧問弁護士がトヨタ犯人説を出してきた.
というのが実際の背景だと思う.

どのような事故であれ,加害者・犯人は,保険会社に対し,
真摯に謝罪し最大限の補償をしてください,と言う.
それが本来の保険だからだ.

地震関連,一連の水害,コロナ災禍の事業補償,など,損害保険会社は本来であれば倒産している.それが保険の本来の姿.

日本では,値切り,ふみ倒し,無視などのモラルハザードの積み重ねで,えらそうに存続している.

もう一つの盲点は,0vs100の場合,クズ弁護士が出てくるのは100の犯人サイドだけになる可能性が高い,という点.
保険会社の極めて悪質なモラルハザードが発生する.

僕のXVあて逃げの場合,当方の自動車保険に弁護士費用無料オプションが付いていたから,武闘派弁護士に依頼するという選択ができるけど,
弁護士費用が自己負担になるなら,被疑者が難しい状況に追い込まれる.

あて逃げ人身事故の場合を想像すると,ゾッとする.

そして,いまひとつの闇が発生する.
要は,逃げる方が得するという帰結だ.
逃げる,見つからなければラッキー.
逃げる,みつかっても保険会社に一任して,九頭弁護士が出てきて,謝罪もしなくていい.

誰が金銭的に得するのか?
クズ弁護士だけが確実に得をする.

故に,モラルハザードの犯人はクズ弁護士である.

ただし,クズ弁護士は,あくまで,あて逃げ犯人の代理人という逃げ道を作っているので,

あて逃げ犯人がスケープゴート的に社会的制裁をも受けることになるが…
そうなる前に,XVあて逃げ犯人の住職には気付いてほしいのだけど.