すでに2006年頃には気づき,いくつか手を打って,僕&ソーシャルデザインファンドでは回避できていること.
今日,ストレートに会話のなかで出てきて,「ついにこの日が来たか...」と.
いや,実際には緊急雇用と新しい公共の関連事業が始まった段階で,まあ,あきらかになっていたこと.
なので,特別,驚きはしない.
この流れは止まらないし,一気に兵庫のNPO業界にひろがるだろう.
(すでに広がっている,が正しい)
だから&なので,というわけではないけど,封印していた研修事業を再開しようと決めた.
大義名分もできたし,良い頃合だろうな,と.
宝塚NPOセンターがメインだったころに,起業・経営系の研修や講座は止めた.
地域のいわゆる中間支援NPOにとって(特に兵庫県という立地・特性から),研修や講座は不要のサービス.
あらゆる面から必要とされていないから.税金の無駄使いでしかない.
不要なサービスを税金で行うNPO=不要なNPOでしょ.世の常識として.
だから,やらないと決めただけ.極めて合理的な経営判断.
他の同業も追随すると思っていたけど,ぬるい補助事業の毒にやられたな...
さて,研修のテーマは5つ,1泊2日集中研修.
英国(3回),ドイツ,スウェーデン,カナダ,米国(5回?)の調査も反映させます.もちろん兵庫県での11年の経験も.
テーマの1つは,「欧米で中間支援NPOが絶滅している事実を知っていますか?」
内容は基礎レベル.
中間支援的な基盤(起業・経営を効率的にする)は不可欠だし,不断の改善が求められます.
改善も環境適応もできなかった中間支援NPOが絶滅した,って感じですね.
今の日本だと既存の97%くらいは該当するかな
(と,挑発してみる^^)
すーーーっと,納得できた話でした(個人的には)
ほかの動機もあって,むしろ今は,こちらの方が優先かも.
成功しているNPOや必要とされているNPOに共通する,根源的というか,余分を削り取った後に残る”核”を,シンプルに解説していきます.
同時に,必ず潰れるNPOに共通するエッセンスを解説するバージョンも.
辛辣にいきます^^
Max6人の少人数制で,月2回くらいのペースで開催します.
神戸,宝塚,ニーズがあれば東京,名古屋,福井などでも.
内容・結論は一緒なんですが,参加者との質疑応答のなかで,いろんなストーリー展開が出てくるかと思います.
「はーーい,考えて」な感じで.
近日中に告知します.