Nさんは98歳一人暮らしで、要介護1です。
先日こられたときに、綾取りの糸を渡すと、糸をあやつる手が早い。ついていけない。それではしご作っていくのですが、最後のところで上手くいかない。こちらもわからない。そんな中、70代男子スタッフ、Yさんがきて、綾取りはしごを作って見せるのです。「何なのあなたは・・・(%星%)」このあと、Yさんから、Nさん、スタッフ全員が綾取りはしごを教わった次第ですが、Nさんは完璧にマスターされ、糸をお持ち帰りされました。
スタッフの知らない時代の生活をNさんから聞くのはとても興味があります。蚕の繭から糸をつむぐ話とか、今まで、漠然とどうするんだろうと思っていたことを教わって、少し得した気分になります。
じいちゃんばちゃんの話を聞いて育つのは生活の知恵を自然に身につけていけるんだぁと改めて思ったりもします。
しかし、本当に明治生まれはすごいなと思います。また、少しづつ書いていきたいと思います。
写真は、日本家屋は夏はよいのですが、冬は寒くなります。そのため上がり口のところに障子を入れました。
観葉植物の後ろに陶器のウサギの照明でライトアップしてみました。帰るころの薄暗く
なる時につけてみます。なんか、ほっこりするのですが、その時々の気分では、泣け
そうになったりします。少し危ない・・・