大きなかぶにきて、「ここまで来たらこっちのものよ!」「帰りとーない」と言われた方が、事情で来られなくなりました。「大かぶで何か、いかん事でもしたんか」それで、行かれんようになったのかと、家族の方に聞かれたそうです。
それぞれの家庭に家庭の事情がありますから、理解はできますが、急に断ち切られた形で終わりましたので、何か切ないです。仕草、言葉など楽しいエピソードがたくさんある方でした。
担当のケアマネージャーであれば、本人や家族の意向、家庭環境の把握はされているのですが、デイサービスで、家庭環境の把握は、よほど家族と関りを持つことを、積極的に行わないと、なかなか難しいところがあります。
大きなかぶにいる時は、無事で、楽しそうに笑って過ごしていると、良かったんだと、自己満足しがちに。
まだ、1年未満の大きなかぶですが、この間に亡くなった人、グループホームへ入った人、また入ろうとしている人、大きなかぶを卒業して行った人等など、どの方もエピソードがあり、忘れられない方々です