しおがま・まちのアートさがし file2「藻塩」

塩竈市本町通りにある御釜神社は、塩の作り方を人間に教えたと言われる鹽土老翁神(しおつちおじのかみ)が祀られており、毎年7月4〜6日には古代製塩を今に伝える「藻塩焼神事」が行われるそうです。藻や海水を取って来て、神社にある4つの大きな鉄釜で煮て塩をつくるそうで、塩竈という地名はここから来ているそうです。
出来上がった塩は神様に奉納されるとともに、本町のみなさんにも配られるそうで、これも直球ながら、「まちのアート」だろう(神事ですが)ということで。
ちなみに来年はこの塩と、東鳴子から三輪自転車「トライク」に乗り70キロを走破して運び込む鳴子の米「湯治米」とで、日本一うまいにぎり飯をつくるプロジェクトを実現できないかと考えています。

(コメント:門脇篤)