塩竈ウォーキング(23)「市川紙店」

本町通りくるくる広場すぐそばの市川紙店は創業明治35年。本町通りもそのくらい昔になると、この市川紙店とお隣の浦霞醸造元・佐浦くらいのものだったとか。
昨今のデフレ競争の中、文具は100円ショップで買うもの、みたいな感じになっていますが、ここは実に入れかわり立ちかわりお客さんが訪れ、朱肉だ封筒だとあれやこれやと買っていきます。

それというのもこのお店には専門店としての強み、すなわち紙屋として、豊富で質の高い品揃えへのこだわり、これがお客さんへの呼び水となっているそうです。
お店に並ぶ和紙コーナーは四国および京都からじかに取り寄せているというもの。私もさっそく買いました。紙はいいです。

また、今週23日(土)、くるくる広場で行われる「くるくるクリスマス」のために色画用紙を買い求めました。これで紙の船「大漁船」を来場者とつくり、広場周囲に結んだ毛糸につるすことで、大漁旗ツリーの周りを大漁船が周遊するというアート・ワークショップを行いたいと考えています。
全部で約40色。全色1枚ずつください、とのセコい注文にいやな顔ひとつせず、包んでくださいました。

23日は予報では晴れるようです。ぜひ塩竈・本町通りへおこしください。

(コメント:門脇篤)