晴天にめぐまれた塩竈・本町通り商店街くるくる広場。待ちに待った「くるくるクリスマス」開催です。
準備は朝8時から開始。私は広場のまわりに毛糸を結び、これに参加者とつくった船をつるす、というワークショップを行うことになっています。「まち研」のみなさんが、すこしたるんできた「大漁旗ツリー」をなおし、次々にテントを組み立てて行く中、電柱にのぼって毛糸はり。
やがて10時が近づくと、少しずつ子どもたちを中心に、来場者が集まりはじめました。

「どうやるんですか?」
子どもたちが次々に集まり始めました。イベントの呼び物・先着プレゼントや出し物を待つ間、ということもあってか開場直後からワークショップスペースは満杯。好きな色の画用紙を選んでもらい、へさきを切って、好きなことをかいてもらいます。
「何かこうかなぁ〜」
「できた!」
「ぼく、もうこれで3枚目」

やがてテントのとなりでロウソクづくりワークショップがはじまり、阿部平蒲鉾店の協力による揚げささかまサービスも回ってきました。
「ただいまから先着プレゼントの引換券をお配りいたします」
にわかに場内が活気づいてきました。
みんなにつくってもらった船は、たまるごとに広場のまわりに結んだ毛糸につるしていきます。

11時。聖光幼稚園の園児たちによる合唱とクリスマス劇が始まりました。大漁旗ツリーの下に舞台が設けられ、あたかもテントの中のような雰囲気です。
園児たちの歌声や演技もなかなかのもので、かなりの人だかり。くるくるクリスマス、大成功です。

だんだん増えてきたくるくる広場を取り囲むように空に浮かぶ紙製の船。
「さっきつくったの、あそこにある!」
「あれはそらくんのだ!」
広場の中でいろいろ楽しんだ後、帰り際に自分たちのつくった船を見つけて喜ぶ姿が見られました(つづく)。

(コメント:門脇篤)