アート・ウォーク参加アーティスト 田中真二朗×守屋誠太郎 二人展

7月から約1か月間、塩竈・本町通り商店街一帯で開催される「もとまちアート・ウォーク」で、ストリートをかざるアーティストである田中真二朗さんと守屋誠太郎さんおふたりによる二人展「HOME SWEET HOME」が、せんだいメディアテーク5Fギャラリーで明日まで開かれています(17:00まで。午後からはおふたりとも会場にいます)

秋田在住の田中真二朗さんは、本町通りまちづくり研究会とも交流のある同じ宮城県内の温泉地・東鳴子の「GOTEN GOTEN アート湯治祭」でも活躍中で、昨年はバラックのような作品を町の小学生とともにつくりました(こちら)。作品は現在も鬼首(おにこうべ)温泉にある「きつね森」にパーマネント・コレクションとして展示されています。
最近では、マンションのベランダをモチーフにした作品を制作しており、「もとまちアート・ウォーク」にもこれを出展してくれるそうです。

茨城在住の守屋誠太郎さんは、金属を使った作品を制作しています。
つい先月末に仙台市の中心街である一番町四丁目商店街で行われた「ART仙台場所」では、東一センターという、今年取り壊しが予定されている横丁の、トタンの煙突をうまくいかした印象的な作品を出展されていました。
メディアテークでの作品は立体的な家のような作品のほか、洗濯物をモチーフとした作品などを展示。「洗濯物」が金属の質感や量感をもってユーモラスに表現されている様子は、実にすばらしいです。

おふたりの作品が、商店街のどの店舗を飾り、お店とどのようにコラボレートするか、どうぞ「もとまちアート・ウォーク」(7/1-8/10)での展示をご期待ください。

(コメント:門脇篤