とうとう今週末の「もとまちアート・ウォーク」オープニングに向けて作品の搬入が始まりました。
仙台銀行塩釜支店では私・門脇の「大漁旗プロジェクト2007」の設置作業が行われました。

設置を手伝ってくれたのはボランティアスタッフの小林くん。東北大文学部4年で西洋美術史専攻。トライアスロン部に所属し、7月1日は隣町の七ヶ浜のトライアスロン大会に出場するとか。
作業をすぐさま飲み込んで、きびきびと動くさまは実に小気味よく、あっという間に新しい塩竈・もとまちの旗が銀行吹き抜けにはためきました。

銀行からのお知らせボードも「くるくるマップ」と大漁旗カードが占拠。できあがったボードを前にパチリ。
しかし「大漁旗を飾ります」と聞いていた支店長さんは、名刺大の大漁旗の大きさにちょっと拍子抜けしたようで、「もうちょっと目立つ工夫を」とアドバイスしてくださいました。
期間中にもうちょっと調整していきたいと思います。

さて、設置が終わって車に乗り込もうとすると、「じゃ、走って帰りますんで」とこともなげに小林くん。塩竈から仙台までは車で40分くらいかかります。
「正月も塩竈神社まで初詣マラソンで来たんで、大丈夫です」さすがトライアスロン!
ちなみに「もとまちアート・ウォーク」のフィナーレを飾る8月10日の「くるくる談義」会場へは、東鳴子を発した三輪自転車部隊「アートライク隊」がおいしい米をもって約70キロを走破、翌日はまた東鳴子へ戻って宴を開きますが、小林選手には参加の内諾をいただいております。

(コメント:門脇篤