昔の人は大変だなぁ

ブログの更新を怠っておりましたので、ずずず〜いつとご報告させていただきます。

7月29日(日)晴れ
この日は、瓦を入れる部分だけ残して窯を完成させます。
改良窯の方は焼成室の上部をつくるところまで進みました。
竹を編んでそのうえに土をかぶせて完成です。
復元窯は改良窯をお手本にしながらの作業なので一歩遅れてしまいましたが、
ほぼ予定どおりです。順調順調…。

この日は並行して瓦づくりも行われました。
木の枠に土を入れてかためる方法と直接木の台に土をのせていく方法で作りはじめましたが、なかなか作業が進みません。そしてもうひとつ、「たたら」という方法。土をつみあげ、踏み固め、スライスする方法です。土が少し軟らかいので踏み固めるのに苦労しましたが、この方法だと一度にたくさんの瓦を作ることができます。

8月5日(日)晴れ
前回同様、たたらで瓦を作る作業、そして前回作成した瓦の形をととのえる作業です。
へこみや、びびも少しぐらいなら修復できます。
たたいて、けずって、なでなで…。

そして、平窯——。窯をかわかすために火を入れます。まずはお酒でお清めです。
そして、改良窯、復元窯、同時に火を入れます。
…なんということでしょう!! 復元窯の焼成室の上部が崩れていくではありませんか!

あ〜らら。

原因は土を塗ったばかりで乾いていなかったこともありますが、
やはり竹であんだものでは上手くいかなかったようです…。
結局、改良窯の方も結局くずれてしまいました。
残念ながら今日はここまで。無念…。